土屋鞄のランドセルをリメイクしてみた
- 6年後
- リメイク
- 更新日:
どんなランドセルを選べばいい?
おすすめ商品を教えてよ。
人気ランドセルをチェックしてみて♪
売れ筋モデルには、売れる理由が必ずあるよ。
【メーカー】 | セイバン |
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【価格】 | ¥64,900(税込) |
【主素材】 | アンジュエール グロス |
上品な小花の刺繍がチャームポイント。「モデルロイヤルシリーズ」にしては、控えめなお値段も人気の理由です。
【メーカー】 | グリローズ(土屋鞄) |
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【価格】 | ¥78,000(税込) |
【主素材】 | 人工皮革 |
独特のツヤとゴールドの金具は、まるで宝石箱のような輝き。おしゃれに敏感な女の子から支持が集まります。
【メーカー】 | 池田屋 |
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【価格】 | ¥59,000(税込) |
【主素材】 | 防水クラリーノ |
楽しくポップな印象を与えるデザイン。シンプルなボディに色違いのふちどりは、11パターンものラインアップ。
【プチ解説】
女の子に人気があるランドセルは、デザインの良さに加えて軽量化に成功したモデル。
カラー選択は、ラベンダーやミントの人気が上昇中。くすみカラー(グレイッシュな色合い)がトレンド。
【メーカー】 | セイバン |
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【価格】 | ¥71,500(税込) |
【主素材】 | アンジュエール グロス |
力強い印象を与える「ドラゴンの紋章」が特徴的。デザインと背負う機能が両立したモデルです。
【メーカー】 | 池田屋 |
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【価格】 | ¥58,000(税込) |
【主素材】 | クラリーノ |
光沢を抑えてマットな質感を演出したランドセル。黒だけでなく「紺」や「アースブルー」の評判もよい。
【メーカー】 | フィットちゃん |
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【価格】 | ¥69,850(税込) |
【主素材】 | クラリーノ®タフロック®NEO |
定番色であるブラックに、好きな色(9色)を組み合わせられるランドセル。ランドセル形状に沿って光る機能も好評です。
【プチ解説】
男の子に人気があるランドセルは、耐久性に優れた素材を使ったシンプルなスタイル。
カラー選択は、ブラックの比率が7割。ステッチやパイピングに挿し色(ブルー)を使うのがトレンド。
牛革と人工皮革(クラリーノ)は、硬度・ハリ・重量が異なります。まずは説明用に撮影した写真をご覧ください。
1つめは、硬さの違いが分かる写真。
革を同じ力で押すと、牛革はほとんど凹みませんが、人工皮革は簡単に凹みます。
2つめは、ハリの違いが分かる写真。
左側の「牛革」は一定形状を保ちますが、右側の「クラリーノ」は大きく垂れ下がります。
ランドセル重量は「素材×大きさ」で、ほぼ決まります。同じ大きさであれば、素材が変わることで100~300g程度変化します。
最近は軽いランドセルが人気で、牛革(カブセ)と人工皮革(本体)を組み合わせた「ハイブリッド型ランドセル」や、ナイロンやポリエステル素材を利用した「ランドセル型リュック」も注目されてます。
メイン収容の「横幅」と「マチ幅(奥行き)」が、チェックポイントになります。
横幅は「A4フラットファイル対応(内寸:23cm以上)」サイズ。主力メーカーの最新モデルなら、全て対応しています。
これから探す人は「マチ幅(内寸:12cm以上)」を気にしてください!
近年の小学生は荷物が増えています。ランドセルに余裕があれば、手ぶらで通学できます。
「軽くて大きいランドセル」は、強度がないと型崩れします。それを防ぐのは、ランドセル内部の芯材。見えない部分ですが、非常に重要です。
① A4フラット対応で横幅拡大
(標準規格が22→23cmへ)
② 教材が増えてマチ幅(奥行)拡大
(標準規格が11→12cmへ)
③ ランドセルの大型化
(重くなる)
④ 小学生の腰痛・肩痛が発生
⑤ 背負う機能が重視される
背負い心地に影響を与えるのは「肩ベルト」と「背あて(背中のクッション)」。
これらが良いものだと、数値的に重いランドセルでも軽く感じます。各社の技術力に差が出るところ。
ランドセル側面に「ヘリ」があるスタイルを「学習院型」。「ヘリ」なしは「キューブ型」と呼びます。
学習院型(ヘリ有) | キューブ型(ヘリ無) | |
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写真 | ||
特徴 |
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タイプ |
わんぱくな子におすすめ! 周囲のヘリが本体を保護して、ランドセルの耐久性が延びる。 |
小柄な子におすすめ! 同サイズなら、キューブ型のほうがコンパクトに見える。 |
※写真:モギカバン「プリズミックスシリーズ」
一番目立つ「かぶせ」にも2種類あります。それぞれの特徴をまとめました。
全かぶせ | 半かぶせ | |
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写真 | ||
メリット |
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デメリット |
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※写真:池田屋「防水牛革プレミアム」
女の子はバラエティ豊か。赤系の人気は根強いですが、「ラベンダー」や「ブルー系」を選ぶ子が増えています。
【女の子の人気カラー】
男の子は大多数がブラック。黒で統一された「オールブラック」や「黒×青」のコンビカラーが人気です。
【男の子の人気カラー】
販売量が多いのは「セイバン」や「フィットちゃん」。ランドセルを子供へのプレゼントと考えている家族は、工房系ランドセルを選ぶ傾向が強いです。
【人気ランドセルの傾向】
対面販売に弱い人は、販売店や展示会で即決しては駄目。
自宅に帰り心を落ち着かせ、それでも良いと思ったら、メーカー公式HPから注文すればOK。
公式HPから買えば、メーカーに購入履歴が残るので、6年間のアフターフォローが万全。さらに、各メーカー独自の「早期割引特典」や「プレゼント企画」が用意されているケースもあります。
洋服のブランドに流行り廃りがあるように、ランドセルにも世間受けが良いブランドがあります。ラン活初期に各社の評判と棲み分けを知っておくと便利です。
①有名なブランド
人工皮革なら「セイバン」、本革だと「土屋鞄」の知名度が高いです。
セイバンが子供の負担を減らす機能性(天使のはね)をアピールする一方で、土屋鞄のセールスポイントは素朴さ(クラシカルスタイル)。
方向性は違えど、どちらのブランドも世間から評価されています。この2社は興味関心の軸が異なるブランドと捉えておきましょう。
②機能性に優れたブランド
メーカー系大手の「フィットちゃん」と「ふわりぃ」が筆頭候補にあがります。工房系の「池田屋」も、実用性が高く評判がいいです。
収容力や背負う機能だけでなく、後から買い足せる便利な付属品(チェストベルトや汗取りパッド)があると助かります。
③デザイン力があるブランド
最近のトレンドはシンプル系が人気。ただシンプルといっても、細部のこだわり&上質な仕立ては必須。
その流れから工房系の「鞄工房山本」や「モギカバン」の評価が高まっています。
オーダーメイドに力を入れている「羽倉」や「ララちゃん」も面白い選択となるでしょう。
結論から先に伝えると、明確な区分はありません。それでも「メーカー系」や「工房系」という言葉を聞くと思うので、ここで一応整理しておきます。
メーカー系 | 工房系 | |
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主素材 | 人工皮革 |
本革 |
製法 | 工業用ミシン |
手縫い&ミシン |
機能 | 先進的 |
保守的 |
デザイン | 豊富なバリエーション |
シンプル・クラシカル |
生産量 | 多い |
少ない |
価格 | 中価格帯 |
中~高価格帯 |
販売 | 自社・量販店 |
自社 |
ブランド |
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近年はランドセル型リュック(通称ランリュック)という新たな選択肢もでてきてます。革製品ではなく布製品なので、従来のランドセルより「安い・軽い」こともあり、子育て世代には魅力的な候補となっているようです。
またそのトレンドを商機と考えた企業による、ランドセル市場への新規参入も相次いでいます。
例えば、子供服の「ファミリア」・アウトドア用品の「モンベル」・家具屋の「ニトリ」・作業服の「ワークマン」まで、ナイロンやポリエステルを素材とした布製通学リュックを売り始めています。
それに対し、老舗ランドセルメーカーである「フィットちゃん(ハシモト)」や「池田屋」からも、同様の対抗商品が発売され、ランドセルの多様化に拍車がかかっている状況です。
このような脱ランドセルの動きに対して、当編集部に寄せられるのは「ランリュックでも大丈夫ですか?」という素朴な質問です。これに対しては「ランリュックはランドセル以上にスペック差が大きく、いいモノと駄目な商品が混在しているので、慎重に選んでください」と答えてます。
ランドセル選びの最優先事項に「軽さ」をあげている親御さんは、少し勘違いしている可能性があります。背中に背負うものは、数100gの違いを気にする必要はありません。軽く感じることのほうが100倍大事です!
一般的な手提げかばんとは選ぶ基準が違うのに、混同している人が多いのが気になるところです。
「ランドセル選びで、入学後に後悔したことは何ですか?」という質問を、小学校1~3年生のママに聞きました。
【失敗理由】
続いて「ランドセルを選んだのは誰ですか?」という質問。
【決定者】
「子供が背負うランドセルだから本人に選ばせてあげよう」という気持ちは分かりますが、親がしっかり見てあげないと後々後悔する事が多いようです。
最多ランドセル価格は6万円台(全体の39%)。前後の価格帯(5~8万円)まで含めると、約8割のボリュームゾーンを形成します。
【ランドセルの相場】
変なランドセルを購入してしまうと、子供のスクールライフを台無しにしかねません。重要度が高い項目から順番に並べたので、心の片隅に記憶しておいてください。
素材が「合成皮革」のランドセルは避けてください。合成皮革は、下地となる布にポリウレタン樹脂をコーティングしているだけ。新品の時は違和感を感じませんが、数年経つと表面劣化してきます。激安系(中国製など)ランドセルは、「合成皮革」を主素材に利用してるケースが多いです。
ちなみに、ランドセルの素材としてよく聞くクラリーノは「人工皮革」。下地となる布が、立体的に絡み合った不織布です。名前は似てますが「合成皮革」と「人工皮革」は、全く別物なのでご注意ください。
型落ち品を探している人は製造年月に気を付けてください。
湿度の高い倉庫で長期間保管されたランドセルは、生地の加水分解(内部の繊維が崩壊してボロボロになる現象)が始まっている可能性があります。
次に紹介する2つのルールを守れば、本当にお得なアウトレット品を購入できます。
修理となった場合、メルカリやヤフオクのような個人転売だと保証がありません。出品者が法人であっても、数年後にその会社と連絡を取れる保証はなし。同じことは、楽天やamazon出品者にも当てはまります。
間違いない購入方法は、メーカーから直接購入すること。近所に販売店がなくても、全国各地で展示会をやっています。そこで下見をして、最終的にメーカー公式サイトから購入するのが安心です。
入学後アンケートによると、容量不足はランドセルの後悔ポイントNo1です。
特に雨の日。傘を持った状態でサブバッグまで加わると、体のバランスが崩れます。怪我や事故につながりかねません。
最近はタブレット端末も加わり、小学生の荷物は増える一方。収容力があるランドセルは、入学後の満足度が高いです。
キャラクター系ランドセルは必ず飽きます。親としては極力避けたいアイテム。
どうしても子供が譲らない場合は購入してください。 その狙いは、小学1年生を楽しい気分でスタートさせるため。子供の通学カバンなので、本人が気に入ったランドセルが一番良いと考えています。
高学年になり「このランドセル恥ずかしい」と言い出したら、子供の心が成長した証。親は大らかな気持ちで見守ってあげましょう。
私がランドセル販売に関わり10年が経ちました。よくいただく質問に回答いたします。
牛革は6月まで、人工(クラリーノなど)でも7月までに買うのがオススメです。
大型ショッピングモールに行けば、年間通してランドセルを販売してますが、9月以降は売り場面積が半減します。
さらに秋になると、各社の「早割キャンペーン」も終わります。売れ残り「くたびれた展示品」を、定価で買う羽目になりかねません。
【参考記事】
ランドセルいつ買う? 夏までに購入がベストな理由
メーカーから直接購入がオススメです。
【購入先分類】
【メーカー直接購入のメリット】
登下校の時間帯を見計らい、通学予定の小学校へ行ってみることをおすすめします。
在校生のランドセルが赤と黒ばかりの学校だと、水色やパープルは目立ちます。その一方で、カラーがばらけていれば、好きな色を選んで大丈夫でしょう。
ついでに小学生のコーディネート(洋服とランドセルの配色バランス)も、確認してみると面白いです。
例えばピンクが大好きな女の子は、当然ピンクのランドセルを選ぶでしょう。そしてクローゼットのお洋服も全部ピンク。
ただそうなると、全身ピンクのパー子さんが出来上がり。お洋服がピンクなら、ランドセルは少し濃い赤にしたほうがバランスは良いはずです。
【参考記事】
防水対策の観点からは、ランドセルカバーは不要です。今のランドセルは、生地素材に十分な防水・防汚対策がほどこされてます。
それでもランドセルカバーをつけている子が多いのは、ファッション的要素が強いです。 透明カバーは、擦り傷を防止してランドセルをきれいに保っておくため。カラフルなカバーは、おしゃれが目的。
ランドセルのデザインを簡易的に変えることで、気分転換にもなるようです。
【定番】
収容力に余裕があれば、ハンカチはハンドタオルのほうが便利だし、他にも入れておきたいモノは結構あります。
【雨の日対策】
【あると安心】
前ポケットの形状は、下の比較写真のように2種類あります。
【前ポケットの形状】
子供が使いやすいのは、説明するまでもなくラウンド型タイプ。ただデザイン的にクラシカルタイプに惹かれる人も結構います。
前ポケットの内側に鍵を引っ掛けるフックが付いていると便利です。鍵の紛失を防げるうえに、目立たないからです。
肩ベルトに装着する「カギリターンズ」は、防犯上好ましくありません。鍵っ子であることを、知らせて歩いているようなものです。
全ての荷物をランドセルに収納して、両手が空いた状態で通学するのが理想です。手ぶら通学は自動車の巻き込み事故だけでなく、水筒を振り回してお友達に怪我を負わせるようなアクシデントも未然に防ぎます。
ランドセルの機能としては、反射材も有効です。反射材をデザインとして活用するランドセルが増えてます。
【参考記事】
光るランドセルはどれがいい?
反射材が装着されていないランドセルを選ぶ場合は、リフレクターや反射シールで自衛しましょう。北欧ブランドのグリミス(glimmis)が有名です。
「防犯ブザー」は、近所に不審者情報が出た時に頼りたくなるアイテム。左利きの場合は、右側肩ベルトのナスカンへ装着するのが正しい位置。たまに左利きを無視しているランドセルがあるので、注意深くチェックしましょう。
GPS機能が付いた「防犯ブザー」もあります。キッズケータイを持たせるにはまだ早い(学校が禁止している)ケースに有効です。低価格で人気のある「GPS BoT」や、緊急時に警備員が直行する「ココセコム」が候補になります。
半かぶせランドセルは、デザインを気に入っても躊躇する人が多いです。
【懸念点】
これらの問題については、次の記事で詳しく解説しています。
【参考記事】
半かぶせランドセル特集
現時点では、タブレット専用ポケットがあるランドセルは少数です。
それなので「とりあえず収容力(マチ幅)があるランドセルを選んでおけば間違いない」という回答になります。
【参考記事】
タブレット対応ランドセル特集
子供の為に「1gでも軽いランドセルを探す!」というのは間違いです。ランドセル自体は重くても、背負う機能が充実していれば、負担は軽く背負いやすく感じます。
軽く感じるランドセルを見つけるコツは、「強度設計」「肩ベルト」「背カン」に注目してください。
【参考記事】
軽いランドセルが背負いやすいではない! 軽量化の罠
近年のトレンドとして「ナイロン製ランドセル」(通称:ランリュック)を検討する人も増えてます。
知名度があるのは、モンベル(ワンパック)・ファミリア(エアラン)・NuLAND®(ニューランド)など。さらに、イオンやニトリからも発売開始となり、バラエティ豊富な展開となってます。
いずれも「ランドセルみたいなリュック」が特徴ですが、各社の商品力に大きな差があります。
ランドセル寄りの商品はハイスペックで高価格。リュック寄りの商品はロースペックで低価格な傾向です。
注意点は、ランドセルのように6年間保証を約束するメーカーが少ないこと。入学後も含めて総合的に判断しましょう。
【参考記事】
ナイロン製ランドセルリュック(ランリュック)特集
3段階の検討プロセスをおすすめしています。
【選ぶ順番】
予算に大きく影響する「革素材」と「メーカー」は、親が絞り込むのがベスト。子供には「デザイン&色」を選ばせてあげましょう。そうすることで、家族全員の納得感を得られやすいです。
カタログだけでは伝わらない、ランドセルの質感を確かめてください。
とはいえ3~6月頃まで、週末のランドセル売り場は大変混み合います。子連れでゆっくり説明を聞くことは無理。平日に親が下見をしておくのがおすすめです。
【親がやること】
決断できないままズルズル購入時期を先延ばしすると、人気ランドセルは売り切れてしまいます。口コミに振り回されることなく、自分の価値観で選びましょう。
【参考記事】
ラン活マップ【ランドセル店舗&展示会情報】
5~6歳の子供は、骨格&筋力がぐんぐん成長する時期。1年たてば、背負い心地も変わります。
それなので少しでも成長してから、ランドセルを選びたい気持ちは分かりますが・・・
入学直前まで待ってしまうと、入学式に間に合うランドセルは非常に少なくなります。(受注生産体制が増加しているため)
不安かもしれませんが・・・
色やデザインを選べる時期に購入するほうが、子供の満足度は高いと思います。
リメイクは、6年間使ったランドセルを解体して再加工になります。強度のある「コードバン」や「牛革」がベストです。
人工皮革はリメイクNGな場合もあります。6年後の保存状態だけでなく、革素材に左右されがちです。
【リメイク後のアイテム】
2026年入学予定者のラン活スケジュールを、下記にまとめたのでご確認ください。
《2026年度 ラン活スケジュール》
2026年モデルのランドセルは、2025年2月から販売をスタートさせるメーカーが多いです。その前後に展示会が盛況になるので、メーカー候補を絞り込んでいきましょう。
「ランドセル選びをいつから始めればいいの?」と聞かれたら、年中の秋頃からスタートするのがおすすめと答えてます。
メーカーを絞り込むのに役立つアイテムは、各社のカタログです。既に2026年モデルのカタログ請求受付が始まっています。
カタログと一緒に「革見本(サンプル)」を同封してくれるメーカーもあり、素材の違いを知るのに便利です。
各社の「小冊子&革サンプル配布」は、数量限定の早い者勝ち。資料請求の受付が始まったら、すぐに申し込んでおくのが得策です。
これからランドセル選びをする人のために、2025年モデルのラン活状況を記録しておきます。来年も同じようなイベントが繰り広げられると思われるので参考にしてください。
近年のランドセルは、カラーやデザインが豊富になりました。ただ裏を返せば多品種少量生産なので、人気化した商品の売り切れはとても早いです。
数年前のご兄弟の時とは、スケジュール感が違うのでお気を付けください。
【ランドセルの歴史】
江戸幕府が洋式軍隊を作った時、オランダから輸入されたのが「布製背のう」。これがランドセルの起源です。「背のう」の特徴は、収容力があるだけでなく両手が空くこと。機動力を確保できるので重宝されました。その後、帝国陸軍(明治時代)でも採用されます。
その利便性に目を付けたのが伊藤博文。皇太子(後の大正天皇)が学習院初等科へ入学する時、「本革の背のう=ランドセル」をお祝い品として献上。その箱型スタイルが「学習院型ランドセル」と呼ばれ、ご子息の通学カバンとして広まりました。
現在にいたるまでランドセルは進化を続けています。ただ「収容力があり動きやすいカバン」というキーコンセプトは不変。
「どのランドセルがおすすめですか?」と聞かれた時は、この原点に立ち戻ってアドバイスをしています。