2025年度のラン活

2025年入学者(対象は年中さん)のラン活状況

2025年度入学者のラン活

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「年中」で買った家族もいる

ここ数年で「年中からラン活を始めること」が当たり前になりつつありますが、ラン活だけでなく年中でランドセルを買っちゃう人もいます!

「なぜそんなに早く買うの?」と尋ねると、「ランドセルが毎年値上げされているから」という理由が多数。

メーカー側からも「資材価格・人件費高騰の影響もあり、いままでの価格を維持できない」との声が聞こえてきます。やはりインフレの影響は避けられず、次年度のランドセル価格は値上げ方向です。

つまり早すぎるランドセルの購入は、「値上げ前に買っておきたい」という心理なので、合理的な消費行動のようです。

一般的な「ラン活」は年中から始まる

一般的には、年中の秋頃からラン活がスタートします。理想的なスケジュールはこれです。

  1. 年中(秋)・・・資料請求
  2. 年中(冬)・・・展示会&店舗見学
  3. 年長(春)・・・ランドセル購入

「入学する1年前に買わなくてはならないのか?」という質問もありますが、できる限り早めに購入することをオススメします。

【早く買うメリット&デメリット】

メリット
  • 早割や特典を利用できる
  • 種類&デザインが豊富
  • 売り切れ前に人気モデルを買える
デメリット
  • 保管スペースの確保
  • 成長前の身体に合わせずらい
  • お友達の意見を聞けない

早く買うデメリットもありますが、それを上回るメリットのほうが大きいと思います。

「年長」の春に買うための準備

毎年4月になるとテレビ等で、ラン活の話題が取り上げられます。そのタイミングで、初めてランドセルを探し始めると、慌てるばかりになりがちです。

事前に家族で話し合い、ランドセルを選ぶ方向性だけは決めておきましょう。

  1. 誰が買う
    自分たちで買う場合は問題ありませんが、祖父母の場合は注意が必要です。母方と父方でトラブルになる事もあるので、十分な配慮と根回しが必要です。
  2. 大まかな予算
    ランドセルの最多価格帯は5~7万円です。ただ高級品は10万円以上するし、激安品は2万円前後で手に入ります。
  3. こだわりポイント
    機能性重視(軽さ・丈夫さ等)か、見た目重視(色・デザイン等)かを、決めておくことをおすすめします。夫婦でもっとも意見が割れるところです。
  4. 革の種類
    本革(牛革・コードバン)から選ぶなら工房系、人工皮革(クラリーノ)ならメーカー系を主軸にして、ランドセルを選ぶことになります。

「カラー展開」と「売り切れ」の関係

昨今のランドセルは、カラー展開&デザインが、とても豊富です。
消費者にとって嬉しいことのように聞こえますが、年長の春先でも「売り切れ」が発生してしまうのは、この「多彩なバリエーション」が原因の一つです。

メーカーとしては、少子化で全体の売上件数が減少しているにも関わらず、商品点数を増やしています。つまり商品点数当たりの生産量は激減しているので、少し需要を読み間違えると欠品になりやすい状態なのです。

【女の子の人気カラー】

  1. ピンク・赤系 🔴・・・32%
  2. ラベンダー・紫系 🟣・・・28%
  3. みずいろ・青系 🔵・・・17%
  4. キャメル・茶系 🟤・・・13%
  5. その他 ・・・10%
    (ベージュ・白・淡いグリーンなど)

【男の子の人気カラー】

  1. ブラック・黒系 ●・・・70%
  2. ネイビー・青系 🔵・・・15%
  3. ダークブラウン・茶系 🟤・・・10%
  4. モスグリーン・緑系 🟢・・・4%
  5. その他 ・・・1%
    (シルバー・ゴールド・赤など)

2025年度の流行色はまだ分かりませんが、女の子の人気色は「赤系」から「紫系」、男の子も「黒系」から「青系」へ徐々にシフトしています。

さらにグレーがかった「くすみカラー」や、異なる色を組み合わせる「バイカラー」のラインアップも、今年以上に増えるでしょう。そのようなカラーが人気化すると、すぐに「売り切れ」が発生するので、購入タイミングの見極めが重要です。

親子で「ラン活」を楽しむコツ

親子でラン活を楽しむ

子供はランドセルを楽しみにしています。だから子供と一緒に選んで、子供が気に入る商品を買ってあげるのが一番です。

とはいえ、いきなりランドセル売り場に行き「好きな商品を選んでいいよ」という買い方はNGです。ランドセルは高価な買い物であるだけでなく、値段の差も激しいので、5~6歳の子供に全てを任せることは出来ません。

値段の差は、入学後の「使い勝手」や「耐久性」にも影響を及ぼすので、親がしっかり見極めなければなりません。

カタログを活用する

各メーカーの特徴を捉えるには「ランドセルカタログ」が一番よいです。最初から3ページまでの訴求ポイントに注目してみましょう。

  • 背負い心地
  • 軽量化
  • 大容量
  • 保証制度
  • メーカーコンセプト

紙面では各社が最も強みとしていることから順番に伝えています。5~6社のカタログを眺めていると、ランドセル選びのポイントが分かってくるはずです。

子供にも「どれがいい?」と聞いてみましょう。色やデザインの好みを把握できます。

さらに、祖父母からプレゼントしてもらう人は、カタログをきっかけにランドセルトークを展開しましょう。意思疎通だけでなく予算感も伝えられて便利です。

2025年モデル カタログ

【羽倉】
ほんのりグレイッシュなカラーが特徴。工房系では珍しい「オーダーメイド 🎨」が好評。

【黒川鞄】
良いものを少しだけ作る老舗工房。人気モデルを購入するには「最新情報 📩」が必要です。

【フィットちゃん】
「スモーキーカラー」や「軽量ランドセル」が注目。早く申し込んだ人には「生地見本 🎒」が届きます。

【鞄工房山本】
カタログに同封される「笑顔とランドセル 😄」(入学体験談をまとめた小冊子)が好評。

【アーティファクト】
「シンプル&スタイリッシュ 💫」で人気上昇中。分厚い肩ベルトは背負い心地も抜群。

【フジタ】
丈夫で質感が良い山形レザーを使用。おしゃれなデザインの「光るランドセル ✨」が好評。