2026年度のラン活
2026年入学者のラン活状況
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ラン活スケジュール(2026年入学者向け)
「2026年に入学する子供たち(現年中さん)のランドセル選びは、いつから始めればいいの?」という質問が多いため、まずは大まかなスケジュールを図表にまとめました。
《2026年度 ラン活スケジュール》
2026年度ランドセルの販売開始は、2025年2月に集中すると予想されます。そこから逆算すると、年内にカタログを取り寄せ、年明けから始まる展示会に参加するのが理想的です。
ランドセルを購入するのに最適なタイミングは、年中から年長に上がる時期です。以下のスケジュールで動くと良いでしょう。
- カタログ請求
《2024年9月~》 - 展示会&店舗で下見
《2025年1月~3月》 - ランドセル購入
《2025年2月~5月》
展示会の予定と家族の予定があうとは限らず、あっという間にランドセル商戦ピーク(4~5月)に突入してしまう家族が多いです。人気商品を確実に買うためには、そのちょっと前に購入するのがおすすめです。
早期購入のデメリットは?
ランドセルを買う最適なタイミングは「年中から年長に上がる時期ですよ」と伝えると、「入学する1年前に買うの!」と驚く人もいます。
【早く買うメリット&デメリット】
- 早割や特典を利用できる
- 種類&デザインが豊富
- 売り切れ前に人気モデルを買える
- 焦る気持ち
- 成長前の身体に合わせずらい
- 子供の好みが変わる可能性
早めにランドセル選びを開始すると、身体が小さい子(特に早生まれ)には「ランドセルが大きすぎて滑稽に見える」などのデメリットがあります。
でもそれを上回るメリットのほうが大きいと思います。その最大の理由は、早く買うほどランドセルの選択肢が豊富だから。
さらに各大手メーカーが「早割&特典終了日」を、年々前倒し気味にスケジュールしていることも気をつけましょう。
「年長」の春に買うための準備
ランドセル選びは家族イベント。お互いの気持ちを確認しあう事からスタートです。
- 誰が買う?
祖父母に買ってもらう場合は、母方と父方でトラブルになる事もあるので、十分な配慮と根回しが必要です。 - 予算は?
ランドセルの最多価格帯は6万円台です。ただ10万円以上する高級品がある一方で、2万円以下で買えるランドセルもあります。値段の違いを理解しないと購入に踏み切れません。 - 何が大事?
機能性(軽さ・丈夫さ)・見た目(色・デザイン)・ブランドなど、ランドセルを選ぶ基準を決めましょう。夫婦で意見が割れるところです。 - 革の種類は?
本革(牛革・コードバン)から選ぶなら工房系、人工皮革(クラリーノ)ならメーカー系を主軸に、ランドセルを選ぶことになります。
「カラー展開」と「売り切れ」の関係
昨今のランドセルは、カラー展開&デザインが、とても豊富です。 消費者にとって嬉しいことですが、「多彩なバリエーション」は「早期に売り切れ」が発生する原因の一つです。
なぜならば、少子化でランドセル全体の売上件数が減少しているにも関わらず、メーカーは商品点数を増やしているからです。
つまり商品点数当たりの生産量は減少しているので、少し需要を読み間違えると欠品になりやすい状態なのです。
【女の子の人気カラー】
- ピンク・赤系 🔴・・・32%
- ラベンダー・紫系 🟣・・・28%
- みずいろ・青系 🔵・・・17%
- キャメル・茶系 🟤・・・13%
- その他 ・・・10%
(ベージュ・白・淡いグリーンなど)
【男の子の人気カラー】
- ブラック・黒系 ●・・・70%
- ネイビー・青系 🔵・・・15%
- ダークブラウン・茶系 🟤・・・10%
- モスグリーン・緑系 🟢・・・4%
- その他 ・・・1%
(シルバー・ゴールド・赤など)
2025年モデルの人気色は、女の子は「赤系」から「紫系」へ、男の子も「黒系」から「青系」へ徐々にシフトしています。
さらにグレーがかった「くすみカラー」や、異なる色を組み合わせる「バイカラー」を選ぶ人も増えてます。このようなトレンドは、2026年モデルへ引き継がれていく予感がします。
親子で「ラン活」を楽しむコツ
子供はランドセルを楽しみにしています。だから子供と一緒に選んで、子供が気に入る商品を買ってあげるのが一番です。
とはいえ、いきなりランドセル売り場に行き「好きな商品を選んでいいよ」という買い方はNGです。ランドセルの値段差は、入学後の「使い勝手」や「耐久性」にも影響を及ぼします。
5~6歳の子供は「色」と「デザイン」しか興味がないので、機能的なところは親がしっかり見極めなければなりません。
メーカーを絞り込むのは親の役割
全国には100社以上のランドセルメーカーがあります。
片っ端から調べると「ラン活の沼」にはまるので、ある程度調べたら「ランドセル選びの基準」を明確化する方向へ、頭を切り替えたほうが良いです。
そんな時に「ランドセルカタログ」が役立ちます。各メーカーの特徴を手っ取り早く捉えられるツールなので、先入観を持たずにたくさん取り寄せるのがおすすめです。
2026年度のカタログ請求がスタート
【羽倉】
ほんのりグレイッシュなカラーと、それを引き立てるコバ塗りが特徴。工房系では珍しい「オーダーメイド 🎨」による注文が可能です。
【フィットちゃん】
分厚い肩ベルト「楽ッション」が好評。メルマガ登録で「チェストベルト(2,750円相当)🎒」をプレゼント!
【鞄工房山本】
カタログに同封される「笑顔とランドセル 😄」(入学体験談をまとめた小冊子)が好評。
【アーティファクト】
「シンプル&スタイリッシュ」でちょっとおしゃれなランドセルを求める家族に人気。メルマガ登録で「プレゼント企画 💫」あり!
自宅にカタログが届いたら、3ページ目までの訴求ポイントに注目。
紙面では各社がアピールしたいことを順番に伝えています。5~6社のカタログを眺めると、ランドセル選びのポイントが浮かび上がってきます。
- メーカーコンセプト
- 背負い心地
- 軽量化
- 大容量
- 保証制度
子供にも「どれがいい?」と聞いてみましょう。色やデザインの好みを把握できます。
祖父母からの援助を期待できる人は、ランドセルトークのきっかけとして、カタログを活用してます。祖父母との意思疎通を図るだけでなく、予算感も伝えられて便利です。
またカタログを取り寄せたら、各メーカーが実施しているサービス内容もチェックしましょう。
- イベント
(ワークショップ・プレゼント企画など) - 割引
(期間限定の割引情報) - 展示会
(追加開催はメールでお知らせ) - レンタル
(購入前の貸出しサービス) - アフターフォロー
(無償修理の対象範囲・修理期間中の代替ランドセル貸与など)
煽られない冷静な心も必要
「ラン活市場」はやや過熱気味で、一部のランドセルに注文が集中する傾向にあります。
例えば昨年は、テレビで「ランドセル重い問題」が取り上げられた後、「軽いだけのリュック」が売れました。
軽さだけを基準にランドセルを購入すると、入学後に後悔することがあります。ランドセルは簡単に買い替えるものではないため、消費者として慎重な判断が求められます。
また毎年4月になると、テレビや雑誌でランドセル選びの話題が取り上げられます。それを見てランドセル選びを始める人が多いですが、その時期では少し遅いです。
その頃の店舗や展示会はとても混雑しているうえに、間近に迫った「特典終了」や「売り切れ情報」に翻弄されがちです。その結果、商品内容を吟味することがないまま「ランドセルを買わされた感」が残ってしまいます。
少しずつ情報収集して、子供に最適なランドセルを見つけてあげてください。