2025年度のラン活
2025年入学者のラン活状況
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2025年モデルのラン活がスタート
3月下旬に全てのメーカーが「2025年モデル」へ切り替わりました。「ラン活はいつから始めればいいの?」と聞かれたら、次のようなスケジュールだと回答してます。
- 2~4月・・・資料請求
- 3~5月・・・展示会&店舗で下見
- 4~7月・・・ランドセル購入
ランドセルを買う最適な時期は、年中から年長に上がる時期です。
「入学する1年前に買うの!」と驚く人もいますが、できる限り早めに購入することをオススメします。
【早く買うメリット&デメリット】
- 早割や特典を利用できる
- 種類&デザインが豊富
- 売り切れ前に人気モデルを買える
- 焦る気持ち
- 成長前の身体に合わせずらい
- 子供の好みが変わる可能性
早く買うデメリットはあります。身体が小さい子(特に早生まれ)には、ランドセルが大きすぎて滑稽に見えてしまうかもしれません。
でもそれを上回るメリットのほうが大きいと思います。その最大の理由は、早く買うほどランドセルの選択肢が豊富だから。
さらに2025年モデルに関しては、各社大手メーカーが「早割&特典終了日」を、昨年より1ヵ月前倒しで進めていることも気をつけましょう。
「年長」の春に買うための準備
ランドセル選びは家族イベント。お互いの気持ちを確認しあう事からスタートです。
- 誰が買う?
祖父母に買ってもらう場合は注意すべきです。母方と父方でトラブルになる事もあるので、十分な配慮と根回しが必要です。 - 予算は?
ランドセルの最多価格帯は5~7万円台です。ただ高級品は10万円以上するし、激安品は2万円以下でも買えます。値段の違いを理解しないと購入に踏み切れません。 - 何が大事?
機能性(軽さ・丈夫さ)・見た目(色・デザイン)・ブランドなど、ランドセルを選ぶ基準を決めましょう。夫婦でもっとも意見が割れるところです。 - 革の種類は?
本革(牛革・コードバン)から選ぶなら工房系、人工皮革(クラリーノ)ならメーカー系を主軸に、ランドセルを選ぶことになります。
「カラー展開」と「売り切れ」の関係
昨今のランドセルは、カラー展開&デザインが、とても豊富です。 消費者にとって嬉しいことですが、「多彩なバリエーション」は「早期に売り切れ」が発生する原因の一つです。
なぜならば、少子化でランドセル全体の売上件数が減少しているにも関わらず、メーカーは商品点数を増やしているからです。
つまり商品点数当たりの生産量は減少しているので、少し需要を読み間違えると欠品になりやすい状態なのです。
【女の子の人気カラー】
- ピンク・赤系 🔴・・・32%
- ラベンダー・紫系 🟣・・・28%
- みずいろ・青系 🔵・・・17%
- キャメル・茶系 🟤・・・13%
- その他 ・・・10%
(ベージュ・白・淡いグリーンなど)
【男の子の人気カラー】
- ブラック・黒系 ●・・・70%
- ネイビー・青系 🔵・・・15%
- ダークブラウン・茶系 🟤・・・10%
- モスグリーン・緑系 🟢・・・4%
- その他 ・・・1%
(シルバー・ゴールド・赤など)
2025年モデルの人気色は、女の子は「赤系」から「紫系」へ、男の子も「黒系」から「青系」へ徐々にシフトしています。
さらにグレーがかった「くすみカラー」や、異なる色を組み合わせる「バイカラー」を選ぶ人も増えてます。
親子で「ラン活」を楽しむコツ
子供はランドセルを楽しみにしています。だから子供と一緒に選んで、子供が気に入る商品を買ってあげるのが一番です。
とはいえ、いきなりランドセル売り場に行き「好きな商品を選んでいいよ」という買い方はNGです。ランドセルの値段差は、入学後の「使い勝手」や「耐久性」にも影響を及ぼします。
5~6歳の子供は「色」と「デザイン」しか興味がないので、機能的なところは親がしっかり見極めなければなりません。
メーカーを絞り込むのは親の役割
全国には100社以上のランドセルメーカーがあります。
片っ端から調べると「ラン活の沼」にはまるので、ある程度調べたら「ランドセル選びの基準」を明確化する方向へ、頭を切り替えたほうが良いです。
そんな時に「ランドセルカタログ」が役立ちます。各メーカーの特徴を手っ取り早く捉えられるツールなので、先入観を持たずにたくさん取り寄せるのがおすすめです。
2025年度のカタログを活用する
自宅にカタログが届いたら、3ページ目までの訴求ポイントに注目。
紙面では各社がアピールしたいことを順番に伝えています。5~6社のカタログを眺めると、ランドセル選びのポイントが浮かび上がってきます。
- メーカーコンセプト
- 背負い心地
- 軽量化
- 大容量
- 保証制度
子供にも「どれがいい?」と聞いてみましょう。色やデザインの好みを把握できます。
【土屋鞄】
存在感があるランドセルを作る工房系の代表格。折り畳みの「ラインアップ一覧表 📙」は製品比較に便利です。
【池田屋】
子供には「オリジナル絵本 📕」・ママには「STUDY BOOK 🔖」をプレゼント中(先着順)。
【Rikomon】
豊岡鞄の新ブランド。昨年登場した「ランドセル型リュック 🐣」が注目を集め、シーズン前半で完売しました。
【羽倉】
ほんのりグレイッシュなカラーが特徴。工房系では珍しい「オーダーメイド 🎨」が好評。
【フィットちゃん】
分厚い肩ベルト「楽ッション」が好評。メルマガ登録で「チェストベルト(2,750円相当)🎒」をプレゼント!
【鞄工房山本】
カタログに同封される「笑顔とランドセル 😄」(入学体験談をまとめた小冊子)が好評。
【黒川鞄】
良いものを少しだけ作る老舗工房。人気モデルを購入するには「最新情報 📩」が必要です。
【ふわりぃ】
軽いランドセルを作る人気メーカー。「割引クーポン 💰」含む10大特典をGETしましょう。
祖父母からの援助を期待できる人は、ランドセルトークのきっかけとして、カタログを活用してます。祖父母との意思疎通を図るだけでなく、予算感も伝えられて便利です。
またカタログを取り寄せたら、各メーカーが実施しているサービス内容もチェックしましょう。
- イベント
(ワークショップ・プレゼント企画など) - 割引
(期間限定の割引情報) - 展示会
(追加開催はメールでお知らせ) - レンタル
(購入前の貸出しサービス) - アフターフォロー
(無償修理の対象範囲・修理期間中の代替ランドセル貸与など)
煽られない冷静な心も必要
「ラン活市場」は常にやや過熱気味で、一部のランドセルに注文が集中する傾向にあります。
例えば昨年は「ランドセルが重い問題」がテレビで取り上げられた後、軽いナイロン製ランドセルが「次世代の新しいランドセル」と注目されて、かなりの数量が売れました。
今年もその流れは続き、いままでランドセルを作っていなかったメーカーの新規参入が増えてます。なかには負担軽減機能がない「軽いだけのリュック」を通学用として販売している商品も存在します。そのようなご時世なので冷静な判断力が求められます。
毎年4月になると、テレビや雑誌でラン活の話題が取り上げられます。それをきっかにラン活を始める人が多ですが、それだとちょっと遅いです。
その頃の店舗や展示会はとても混雑しているうえに、特典終了や売り切れ情報に翻弄されがち。そうなると、商品内容を吟味することがないまま「ランドセルを買わされた感」が残ってしまうでしょう。
少しずつ情報収集して、子供に最適なランドセルを見つけてあげてください。