エルゴランセル
登山リュックのような「エルゴランセル」
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- 人間工学に基づいた背負い心地
- ハイブリッド構造
(ナイロン×人工皮革) - 回転式マグネット錠前
- 専用ポーチを後付け可能
エルゴランセルをレビュー

体に優しいランドセルとして、SNSで話題になった「エルゴランセル」。写真は小学生(身長130cm)がエルゴランセルを背負ったところ。

「背負いやすい」理由は4つ。
- チェストベルト
- 腰ベルト
- 凄いクッション材
- 軽さ(約1,040g)
※腰ベルト(取り外し式)を含めると1,150g
実際に背負ってくれた小学生も「自分のランドセルとは全然違う」とビックリ!

「チェストベルト」と「腰ベルト」を締めると、体とランドセルの密着度がアップ。体力がない低学年には、ありがたいサポート機能(負担軽減)となるでしょう。
なお「腰ベルト」「ポーチ」は取り外し可能で、外すとシンプルなランドセルとなります。

かぶせは人工皮革で、本体はナイロンのハイブリッド構造です。
一般的なランドセルとは少し素材が違うので、子供の性格も含めて検討するのが良いと思います。子供が「みんなと違う」と嫌がったりする場合は、無理にすすめるものではありません。

また失敗を回避するには、周囲の環境も確認したほうが良いです。
新型ランリュックタイプは、都市部では広がりつつありますが、地方ではあまり見かけません。そのため「入学式で浮いていた」という後悔の声もあります。

ランリュック全体に対する懸念点はありますが、「エルゴランセル」の品質自体は良いものだと感じます。
例えば他社のランリュックと比較すると生地がしっかりしています。素材感が分かるようにアップで撮影してみました。
- 本体(ナイロン)
コーデュラ(CORDURA)のナイロン1000D。ミリタリー向けにも使用される軽くて丈夫な高機能素材。 - かぶせ(人工皮革)
帝人コードレのタフガード®ライト。一般的なランドセル素材と同様。光沢感のある素材。

ランドセルの底面には4つの底鋲。傷や汚れを軽減できるので、気が利く仕様だと思いました。
さらに、このランドセルの開閉は独特。詳細は動画(9秒)をご覧ください。
回転式のマグネット錠前は、開閉がスムーズ。おとぼけさんでも締め忘れがなくなりそう。

大マチの内寸はたっぷり16cm。かなりの収容力。

背中側には伸縮するポケット付き。主な用途はタブレット収納ですが、小分けしたいファイルを挟むのにも役立ちそう。

反射材は3ヵ所。デザインと一体化していますが、ライトを当てるとピカッと反応。

最後にオプションの「拡張ポ―チ(¥6,600)」を紹介します。
取り付けはポーチを近づけるだけ。しっかりロックがかかり、揺らしても外れません。
取り外しは「ひっぱり」を上にもちあげるだけなので、子供でも簡単に出来ます。
説明だけでは伝わらないと思い、着脱の様子を動画撮影(12秒)してみたのでご覧ください。
拡張ポーチは、上履きがすっぽり入る大きさ。両サイドあるので、反対側には体操着や給食袋を入れられます。

とても利便性が高いのですが、ひとつだけ懸念点があります。それは拡張ポーチを付けたままだと、学校のロッカーに入らない可能性があります。いくら簡単に取り外せるとはいえ、学校で拡張ポーチを取り外すのは面倒です。
それなので拡張ポーチは最初から購入するのではなく、必要性が出てきたら購入する後付けオプションという考え方でよいと思います。
どうせ荷物が増えるのは高学年になってからです。その頃には子供も成長しているので、拡張ポーチの管理もしっかりできるでしょう。
価格&スペック
| 【エルゴランセル】 |
|---|
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■価格:¥55,000(税込) ≪素材≫
≪カラー≫
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動画解説
チュートリアル徳井さんが「エルゴランセル」に興味がある様子を見れる番組。エルゴランセルの開発者も出演しています。
後悔・失敗しやすいポイント
①人とかぶりにくい反面、好みが分かれる
遠目にはランドセルですが、近くで見るとナイロン素材やリュック的な構造が分かります。そのため、個性的なランドセルが好きだったり、新しいアイテムが好きという家庭には向いています。
一方で、伝統的なランドセルに親しみを感じる場合は難しくなります。特にランドセル費用を祖父母に援助してもらう場合は、事前に確認をしておかないと、購入後のイメージギャップが大きい可能性があるので注意してください。
②子供の好みが変わる
入学前と後では、子供の趣味・嗜好が変わるのは仕方ありません。一般的なランドセルでも、色やデザインに飽きたということは良くあることです。
ただエルゴランセルの場合は、少し問題が大きくなる可能性が高いです。
③便利アイテムを子供が使わない
「腰ベルトや拡張ポーチがあるから購入したのに、結局使わなくなった」という可能性は理解しておきたいところです。
ただどちらも大きな問題にはなりません。
標準装備の「腰ベルト」の場合は、取り外せば良いだけです。実際本当に必要なのは、体格が出来上がっていない3年生ぐらいまでだと思われます。
オプションの「拡張ポーチ」は、最初から買わずに「必要性が出てきたら購入する」とスタンスで十分です。
エルゴランセルで後悔しやすいのは、「品質が悪いから」ではなく、「一般的なランドセルとは考え方が違うことを理解せずに購入した場合」です。
エルゴランセルの機能や素材スペックは、ランドセルとリュックの中間的存在。補強すべきところには芯材があり、ナイロンランドセルにありがちな「頼りなさ」を感じることはありませんでした。
目新しいタイプのランドセルなので、検討には少し時間がかかるかもしれません。購入前のレンタルサービスを利用して、質感を確認してみると良いでしょう。










