村瀬鞄行のランドセル
- 2022年モデル販売中
≪目次≫
- 2022年モデルの予約販売を開始
- 早期予約特典として10%割引
※2022年モデルは、例年よりかなり早い時期から販売開始となりました。
村瀬鞄行の特徴
- 完成度が高い「ボルカ」シリーズ
- マチ幅12cm以上
- 背負う機能搭載
- 鋲のカスタマイズが可能
ランドセルの印象&感想
作りの良さが伝わってくる「ボルカ」シリーズ
村瀬鞄行のお店に行くと、まずはボルカシリーズの素晴らしさを聞く事になります。話題を変えようと「ミュータス」ブランドについて質問しても、結局はボルカの説明に戻ります(笑)。それくらい店員さんはボルカに熱かった。
下の写真は、立ち上がり背カンと錠前。いずれもアンティークゴールドで高級感抜群。背あてクッションには、低反発素材が使わており、押し込むとゆっくり戻ってくる感触が分かります。
ボルカシリーズは、肩ベルトにも低反発素材が入っているので、かなりふっくらしています。これが肩の形状に合わせてフィットするので、横ズレを最小限に抑えて疲れにくくなります。
「レザーボルカ」と「ボルカ」の違い
レザーボルカは牛革で、ボルカは人工皮革。「人工皮革だと少し軽くなること以外に、何か違いは?」と質問してみたところ、「ありません」との回答でした。ちなみに、ボルカシリーズであれば、どの素材(コードバン・牛革・人工皮革)でも、肩ベルトは全て牛革です。
ただ、カラーによっては色味の違いはあります。たとえば下の写真。一見するとどちらも水色ランドセルに見えるのですが、左はレザーボルカの「シアン」で、右はボルカの「サックス」です。
でも紫色(ラベンダー)になると、正直どちらが牛革でどちらが人工皮革か分かりません。下の写真だと、左がレザーボルカで、右がボルカが正解です。
人工皮革を選ぶ人も増えてきている
牛革と人工皮革の見た目がほとんど変わらないので、あえて重たいランドセルを持たせる必要もないという考える人が増えています。特にその傾向は、女の子で顕著です。
ということで、ボルカ(左)とエクシード(右)を並べてみました。どちらも人工皮革モデルで人気ですが、肩ベルトの形状&クッション性が少し違います。エクシードのほうが華奢な作りなので、その分(約110g)軽いです。
カスタマイズできる鋲のサンプルです。子供に選ばせてあげると、良い想い出になりますね。
最後に、去年の売れ行きを聞いてみました。
「匠シリーズ」と「レザーボルカプレミアム」は、販売開始から2週間以内に売り切れが発生したそうです。ですから「特別価格」が始まるまで待っていると、買えない可能性はあります。
人気モデル&値段
レザーコンボ【直営店限定・男女共通】
【レザーコンボ】 |
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■価格:¥76,000(税込) ≪素材≫
≪カラー≫
≪コメント≫ レザーボルカにワンポイントでヌメ革が付き、おしゃれに仕上がっています。カタログ未掲載の限定品。販売本数が少ないので、気に入ったら早めに購入したほうがいいでしょう。 |
男の子版 人気1位~5位
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■価格:¥88,000(税込) ≪素材≫
≪カラー≫
≪コメント≫ 伝統を守りながらも、改良が重ねられたフラッグシップモデル。シンプルでありながらも独特な品格があります。かぶせとサイドのステッチが違う色である点も注目ポイントです。 |
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■価格:¥79,200(税込) ≪素材≫
≪カラー≫
≪コメント≫ 大人気「ボルカ」シリーズのプレミアム版。プレミアムな理由は、特別な深みのあるカラーにアンティークゴールドの金具です。この組み合わせが洗練された高級感を出しています。昨年は村瀬鞄行で一番最初に売り切れたモデルです。 |
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■価格:¥75,900(税込) ≪素材≫
≪カラー≫
≪コメント≫ 耐久性と機能性を兼ね合わせたランドセル。村瀬鞄行のロングセラーモデルです。使いやすい大きなラウンド型のポケットの内部には、鍵をかけるナスカンもしっかり装備されています。 |
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■価格:¥68,200(税込) ≪素材≫
≪カラー≫
≪コメント≫ 「レザーボルカ」のつくりはそのままに、人工皮革で軽量化したランドセル。クッション性の高いメモリーフォームが、背あてだけでなく肩ベルト裏にも入っています。肌に接する背あては高級なソフト牛革。優しい肌触りで背負い心地は抜群です。 |
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■価格:¥66,000(税込) ≪素材≫
≪カラー≫
≪コメント≫ 高級感がある人工皮革のランドセル。マチ幅は13cmと大容量なのに、重量は1,180gと軽量級なのも見逃せません。サイドのベルトが上品さを際立たせます。 |
女の子版 人気1位~5位
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■価格:¥79,200(税込) ≪素材≫
≪カラー≫
≪コメント≫ 大人が持っても似合いそうな佇まい。その理由は、深みのあるカラーに、アンティークゴールドの金具です。女の子ならどの色を選んでも大丈夫。他社のランドセルとは明らかにクオリティが違うので、ちょっとした優越感を感じさせるモデルです。昨年は村瀬鞄行で一番最初に売り切れたモデルで、「アメジスト」は即完売でした。 |
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■価格:¥88,000(税込) ≪素材≫
≪カラー≫
≪コメント≫ 50年以上も改良が繰り返されてきた品格のある手縫いランドセル。熟練職人による丁寧な仕立ては、歪みがない美しい形をしています。手縫いなので年間生産本数は限られます。在庫があるうちに確保しておきましょう。 |
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■価格:¥75,900(税込) ≪素材≫
≪カラー≫
≪コメント≫ 優しい色使いでレトロな雰囲気を漂わせていますが、最新機能は全て搭載されているランドセル。村瀬鞄行の定番モデルだから、素材も仕立ても完璧。安心して購入できます。 |
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■価格:¥68,200(税込) ≪素材≫
≪カラー≫
≪コメント≫ 「レザーボルカ」のつくりはそのままに、人工皮革で軽量化したランドセル。小柄な女の子は、本革ではなく人工皮革を選ぶ人が増えてきました。肌に直接当たる部分には、ソフト牛革が採用されているので、肌触りは最高級です。 |
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■価格:¥69,300(税込) ≪素材≫
≪カラー≫
≪コメント≫ センスのよい落ち着いた色を組み合わせたランドセル。かぶせに沿ってワッフル調に盛りがあり、その内側に洗練された花柄模様の刺繍。お上品さが全体に漂っています。 |
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■価格:¥71,500(税込) ≪素材≫
≪カラー≫
≪コメント≫ ごちゃごちゃし過ぎず、品の良い装飾が特徴。「可愛らしさだけでなく輝きも欲しい!」という、ちょっと背伸びしたがる女の子が選ぶモデルです。 |
カスタマイズ&オプション
かぶせ鋲
デコプレート
ネームタグ
本革のタグに名入れができます。「ベルト通し」「打ち付け」の2種類から選択可能。
オプション価格:¥3,500
【ベルト通し】
【打ち付け】
モデル毎の概要&2022年度の価格表
総括
1番人気・・・「レザーボルカ」
シンプルでありながら、絶妙な色味でおしゃれに見せる牛革ランドセル。もっと軽量タイプが良ければ「クラリーノボルカ」というラインナップもあります。また革のダイヤモンドといわれている馬革なら「コードバンボルカ」です。
2番人気・・・「匠」
手間はかかるけど、伝統的技法を引き継いだ手縫いランドセル。牛革・コードバンだけでなく、ヌメ革まで用意していることから、このシリーズにかける意気込みを感じます。
3番人気・・・「エクシード」
軽量&加工しやすいクラリーノだからこそ可能なデザイン性、質の高い刺繍が人気となっているランドセルです。
端正な作りに色味が加わった「ボルカ」シリーズ
【内寸サイズ】
- 高さ(約31cm)
- 幅(約23.5cm)
- 奥行き(約12.5cm)
【牛革】
モデル名 | 重量 | 値段(税込) |
---|---|---|
レザーボルカ |
1,530g |
75,900円 |
素材とつくりにこだわったベースモデル |
||
レザーボルカコンビ |
1,530g |
75,900円 |
背あて&肩ベルト裏にカラーを加えたタイプ |
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レザーボルカプレミアム |
1,530g |
79,200円 |
より上品な色を目指したプレミアムカラー |
【馬革】
モデル名 | 重量 | 値段(税込) |
---|---|---|
コードバンボルカ |
1,430g |
102,300円 |
【人工皮革】
モデル名 | 重量 | 値段(税込) |
---|---|---|
ボルカ |
1,320g |
68,200円 |
※1「ボルカ」シリーズを購入する時のチェックポイント
「ボルカ」シリーズは、肩ベルトが体にフィットするようにS字形状の「しっかりカーブ」になっています。ちなみに、「村瀬鞄行のランドセル」シリーズは「匠」もすべて同じベルトです。
一方で「mu+ランドセル」シリーズは、面積をおさえた「ゆるやかカーブ」を採用しており、軽さにこだわっています。
伝統技法にこだわる「匠」シリーズ
【内寸サイズ】
- 高さ(約31cm)
- 幅(約23.5cm)
- 奥行き(約12cm)
【牛革】
モデル名 | 重量 | 値段(税込) |
---|---|---|
匠 |
1,550g |
88,000円 |
【馬革】
モデル名 | 重量 | 値段(税込) |
---|---|---|
匠コードバン |
1,590g |
121,000円 |
【ヌメ革】
モデル名 | 重量 | 値段(税込) |
---|---|---|
匠プレミアム |
1,750g |
132,000円 |
※1「匠のコバ塗」はスペシャル対応
村瀬鞄行のコバ塗は、仕上げが丁寧です。その秘密はコバの面取りにあります。通常は鞄工房山本のように、ダイヤモンドディスク付の機械を使って、コバの角を落としていきます。それだけでも大変手間のかかる仕事です。
ところが村瀬鞄行の場合は、カンナを使った手作業です。だから特別なランドセル(匠シリーズ)にしか出来ません。角に丸みを持たせ、見栄えだけでなくコバの耐久性も高めています。
※2「コードバン」はつや消し
一般的なコードバンランドセルというと、コードバンスムース(ツヤあり)を思い浮かべがちですが、村瀬鞄行のコードバンはつや消しタイプです。発色が違うので、その点には注意が必要です。
機能性とデザインで勝負する「エクシード」シリーズ
【内寸サイズ EX600シリーズ】
- 高さ(約31cm)
- 幅(約23.5cm)
- 奥行き(約13cm)
※「エクシード」は、新ブランド「mu+(ミュータス)」へ移行しました。
【女の子用】
モデル名 | 重量 | 値段(税込) |
---|---|---|
EX603 |
1,200g |
64,000円 |
【最新モデル】 |
【男の子用】
モデル名 | 重量 | 値段(税込) |
---|---|---|
EX602 |
1,200g |
64,000円 |
【最新モデル】 |
親子コーデを楽しむ「ミミラン(mimi rand)」
「ミミラン(mimi rand)」は、レザーボルカプレミアムと同じ革で作られた大人用のランドセル。
おしゃれなお母さんは、親子コーデを楽しんでいます。子供が大きくなったら、母から子へお下がりさせるのもいいですね。
【価格】 ¥39,600 (税込)
【カラー】
- バレンシア
- ターコイズ
- アメジスト
- ボルドー
店舗情報・会社概要
【店舗情報】
- 【名古屋本店】
愛知県名古屋市中村区黄金通4丁目10番地 - 【渋谷店】
東京都渋谷区渋谷1-9-5 ナスタックビル1F - 【梅田店】(期間限定)
大阪府大阪市北区梅田1丁目13-13 阪神梅田本店
【会社概要】
《本社》
株式会社 村瀬鞄行
〒453-0804 愛知県名古屋市中村区黄金通4丁目10番地
TEL:(052)-452-1112 FAX:(052)-452-5686
《沿革》
- 1957年・・・創業
- 1971年・・・株式会社村瀬鞄行を設立
- 1978年・・・自社ブランド「eddy」を発売開始
- 2005年・・・第31回 日本かばん技術創作コンクール 経済産業大臣賞受賞
- 2010年・・・JAPAN LEATHER AWARD 2010 審査員特別賞
- 2015年・・・第35回 日本かばん技術創作コンクール 中小企業庁長官賞受賞
- 2016年・・・東京都渋谷区に直営店をオープン
- 2019年・・・新ブランド「mu+」を発売開始
- 2019年・・・第37回 日本かばん技術創作コンクール 経済産業大臣賞受賞
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