購買を決定する時期が年々早くなっている

まだ小学校に入学するまで1年以上もあるのに、早々とランドセル選びを始める親子がたくさんいます。「さすがに気が早過ぎでは~?」と思いきや、実はそうでもありません。

人気工房の販売開始は3月です!そして6月には売り切れます。つまり小学生になる1年前にランドセルを購入しなければ、人気商品を買うことはできないのです。

人気工房の販売開始&販売終了時期(2020年度モデル)

ランドセルを買うタイミング

昨年実績を元に、人気工房の売り切れ時期を予想したのでラン活の参考にしてください。

池田屋

販売開始:3/1(金)~
売り切れ予想:9月
※残り1モデルのみ

≪コメント≫
池田屋の人気が凄いです。昨年までは、全商品が販売終了するという事はなかったのですが、今年は7月中に完売になる可能性が出てきました。既に本革(牛革・コードバン)は、7月の2週目で完売。人工皮革モデルも、年間製造可能な限界数量に近づいているとのアナウンスがありました。7/27以降に予定していた展示会も全て中止になったことから、8月中に販売停止になる可能性が濃厚です。

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黒川鞄

販売開始:4/3(水)~
売り切れ予想:8月
※販売終了

≪コメント≫
近年人気急上昇中なのが黒川鞄。特に人気のある「ロングフラップコードバン」「シボ牛革プレミアム」を狙うなら、販売開始日を押さえておきたいところです。その他のモデルも、人気がある割には生産数が少ないので、販売開始から1~2カ月程度で売り切れてしまいます。

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モギカバン

販売開始:4/11(木)~
売り切れ予想:10月

≪コメント≫
コードバン・牛革スムースといったツヤのあるランドセルを得意としている工房。その代表モデルである「たくみシリーズ」を購入するなら5月までに判断したほうが良いです。その他のモデルも秋になる前に売り切れるのが例年の傾向です。

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萬勇鞄

販売開始:3/23(土)~
売り切れ予想:10月
※販売終了

≪コメント≫
牛革&コードバンの売り切れは早いです。毎年、販売開始から2ヶ月が目途となっています。その後の売れ行きは緩やかになりますが、年々人気が上がってきているので、夏休みを待たずに販売終了と可能性もあります。

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村瀬鞄行

販売開始:3/16(土)~
売り切れ予想:10月

≪コメント≫
本革ランドセルで人気がある「レザーボルカ」「匠」シリーズは、5月中に売り切れる可能性があります。人工皮革モデルの「mu+(ミュータス)」は、シーズン後半まで購入が可能です。ただ一部人気カラーは、全商品が約10~14%割引となる割引期間(3/30~5/31)で売り切れる可能性があります。

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羽倉

販売開始:3/15(金)~
売り切れ予想:10月

≪コメント≫
デザイン性が高いランドセルがSNSで伝わり、昨年はあっという間に全商品が売り切れになってしまいました。販売実績は浅いのですが、豊岡の熟練職人が結集して立ち上げたブランドだけに今年も注目されています。おそらく今期も早々に販売終了となることが予想されます。

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土屋鞄

販売開始:4/10(水)~
売り切れ予想:11月

≪コメント≫
4/10(水)~5/14(火)の期間は、すべての注文を受け付けるので、この期間内なら売り切れの心配はありません。(但し、コードバンつや有り仕上げ・ヌメ革は除外品)その後は、夏休み頃までにコードバンや牛革が売り切れになり、クラリーノは受注終了期間(秋頃)まで購入可能です。

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鞄工房山本

販売開始:4/7(日)~
売り切れ予想:12月

≪コメント≫
数年前までの即日完売という勢いはなくなり、人気に陰りが見え始めています。やはり「生地素材の表記問題」が尾を引いているようです。昨年は約9割のモデルが売れ残ったまま12月頃に受注受付を終了しました。過去との落差が激しいので、今年の売れ行きを読みずらい工房です。

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土屋鞄・池田屋・鞄工房山本といった大手工房なら、色とデザインさえ選ばなければ、買えないという事はありません。それに続く中小の人気工房は、夏前までに全商品が売り切れて販売終了となります。特に本革ランドセルの購入を検討している人は、販売開始から1~2ヶ月が勝負です。

工房系の人気商品が夏休み前に完売となる理由

【消費者ニーズの変化】

  • 特別感を求める
  • ランドセルに対するこだわりが強い
  • 黒・赤以外のカラーを求める人が増えている

【工房の対応】

  • 多品種を少量生産
  • 受注生産方式へシフト
  • 生産納期を確保する為に予約の早期化

工房系各社は、多様なデザインを取り揃え・カラー展開を増やしていくと、多品種少量の受注生産体制を取らざるを得なくなります。これは現在の顧客ニーズに応える為です。

さらに本革に限ると、ランドセルの原材料となる良質な牛や馬の原皮確保が難しくなっています。ですから、なるべく早い時期に年間受注量を決定したいと考えています。

それらの要因が重なって、ランドセルの販売開始が年々早まり、完売時期も早期化しているのです。

ランドセル工房のまとめ

安く買うなら3月まで待つのも手ではあるけど、おススメはできない

大量生産モデルであれば、入学直前まで待つのもありです。 2月~3月になれば、イオンやヨーカドーで在庫処分セールが始まります。 ただし、デザインや色を選べない事は覚悟してください。

メーカー側も新入生の数は把握しています。 そして1人1個しか買わない商品。 つまり売れる数が正確に予測できるので、ランドセルって過剰生産しません。 だから3月まで残っているランドセルは、誰にも選ばれなかった不人気商品ということ。

一部には「ランドセルなんて大して変わらないのだから、型落ちモデルを安く買えばいいじゃないか」という声もあります。値段重視であればそれもありでしょう。シンプルなランドセルなら見た目はそれほど変わりません。

ただここ数年、ランドセルのサイズが従来と変わった事による弊害が報告されています。

【ランドセル大型化の影響】

①A4フラット対応(22cm→23cmが標準へ)

   ↓

②マチ幅拡大(11cm→12cmが標準へ)

   ↓

③ランドセルが重くなった

   ↓

④小学生の腰痛・肩痛問題が発生

この問題に対応する為に、背中のクッション素材や肩ベルトの機能が見直され、ランドセルは毎年バージョンアップしています。

それだけでなく、親子でランドセルを選ぶ楽しみがあります。
春になると新色や新デザインが店頭に並びます。
各社の販売開始が集中する3月末~4月なら選択肢が豊富。やはりよく売れるのは最新デザインのランドセルです。

そう考えるとやっぱり「ランドセル選びは早い者勝ち」ということになってしまいます。

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