グリローズ(grirose)ランドセル
独特のツヤがある「グリローズ」
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- 2026年モデル(現年中さん)
※ 2025/2/12~ 販売開始
※ カタログ請求受付中 - 2025年モデル
※ 残りわずか
- 土屋鞄がプロデュース
- ツヤツヤした人工皮革
- 立ち上がり背カン
- 奥行12.5cmの大容量
- 機能&サイズは全モデル共通
中目黒のグリローズ
目黒川沿いの店舗は、きれいな白壁でジュエリーショップのような佇まい。通行人が覗き込むので、ショップの中で視線を感じます。
店の中はいい香り。入口に展示されているフレグランスは、グリローズの香りとして販売されてます。
「フルールグロス」のレビュー
目を引くのは「my rouge(マイルージュ)」。ドラマティックなレッドは、特別な輝きを放ちます。
「女の子の黒いランドセル」として注目される「ノワールノワール」。口コミでの噂通り、もの凄いツヤツヤ。手袋をしないと指紋が付いてしまいます。触るまでにちょっと躊躇するほど。
前ポケットの内側にはDカンもあり、見た目だけでなく使い勝手への配慮も感じます。
それにしても、エナメル調ブラックとゴールド金具の相性が抜群。子供より親が欲しくなります。
意外と機能的。でもランドセルカバーが気になる
グリローズが土屋鞄のランドセルと決定的に違うのは、使い勝手を向上させている点。荷物がたくさん入るし、反射材も標準装備。
いまどきのランドセルなら当たり前の機能ともいえるのですが・・・。
土屋鞄はそういう便利な機能を拒否する会社。グリローズもデザイン重視かと懸念していたところ、良い方向へ裏切られました。
「フルールグロス」は、市販のランドセルカバーを装着できません。店員さんもハッキリ断言してました。その理由は、ビニール素材のカバーだと、高温や湿気でランドセルに塗料が転写し、くっつき跡になる可能性があるから。
そこでフルールグロス専用のランドセルカバーが出来ました。giroseのロゴも入ります。
ただ問題は、1年生の交通安全カバーです。サラサラ素材のカバーであれば、とりあえずOK。それでも、長期休暇中はカバーを取り外しておいたほうが良さそうです。
保証体制の確認
基本的な保障体制は土屋鞄と一緒。糸のほつれ・金具の故障などは、無料で修理をしていただけるとの事。 さらに「ツヤツヤのかぶせ部分」の補償範囲について、詳しく突っ込んでみました。
- 著しい損傷で使用できないケース
- ツヤがなくなった
- ひっかき傷
- 落書き
要するに、見た目だけの問題は無料修理の対象外。
念の為「有償で構わないので、ツヤツヤのかぶせだけを交換できますか?」と聞いたところ、それは可能だそうです。
ただ「同色のランドセル部材が手に入る限り」という条件付。「あまり期待しないで欲しい」というニュアンスが若干伝わってきました。
各モデル詳細レビュー
「コフレパール」の詳細
「coffret pearl(コフレパール)」の特徴は、コロンと丸みのあるシルエット。かぶせ裏もレースのようなデザイン。
「フルールグロス」よりツヤ感を落とした人工皮革なので、「フルールグロス」で心配だったランドセルカバー問題も、このシリーズなら特別気にすることもないでしょう。
「プルミエマット」の詳細
griroseの中では、ツヤを落としたタイプです。
モデル名で「マット」とうたっていますが、やはりまだツヤはあります。一般的なマット調ではなく、grirose基準の「マット」だと理解したほうがいいです。
「ユルバントーン」の詳細
他モデルとは生地テイストが違うキャンパス調とレザーを組み合わせたタイプです。
都会的で洗練されたデザインです。
主要3モデルの比較
①デザイン比較
- 【フルールグロス】
→ 華やかな2重ライン - 【コフレパール】
→ レースの縁取りのような可愛らしいライン - 【プルミエマット】
→ エレガントで大人っぽいライン
②ポケット比較
- 【フルールグロス】
→ 花形 - 【コフレパール】
→ 宝石 - 【プルミエマット】
→ すっきりとした花形
③内側比較
- 【フルールグロス】
→ 華やかなローズ柄 - 【コフレパール】
→ 華やかなローズ柄 - 【プルミエマット】
→ 大人っぽいスプリングガーデン柄
④発色(ツヤ)比較
【光沢がある順番】
フルールグロス
↓
コフレパール
↓
プルミエマット
グロス系であるフルールグロスのツヤは素敵ですが、子供が使うとなると傷や汚れが気になります。
とはいえ「コフレパール」や「プルミエマット」だと、「わざわざグリローズで買う意味があるのか?」と葛藤も出てくるでしょう。
悩ましいですね。
「ランドセルの素材はクラリーノですか?」と店員さんへ質問してみたところ、「クラリーノのような人工皮革です」という曖昧な回答しか貰えませんでした。
のちほどカタログをみても、人工皮革としか記載されていません。気になる素材については、企業秘密のようです。
グリローズ内での人気カラーランキング
griroseの人気カラーは、桃色系統が第1位です。つやめくピンクからマットなピンクまで、バリエーション豊富なのが理由でしょう。そして第3位に「白」がランクインしているのは、グリローズならではでという感じです。
まとめ&率直な感想
色味&デザインは抜群(特にフレンチグレー)。そして立ち上がり背カンに、マチ幅12.5cmもある大容量のランドセルです。グリローズのランドセルは、間違いなく使いやすいランドセルでしょう(本家の土屋鞄より機能的)。
心配なのは「フルールグロスのツヤツヤ感が6年間持つのか?」の一点に尽きます。
※グリローズでは「フルールグロス」のお手入れ用に、専用クリーナー(1,500円)を販売してます。ランドセルの曇りが気になりだしたら役立ちそうです。
グリローズのランドセルを初めて買った子が、小学校に入学したのは2020年4月です。まだ誰も6年間使用した子がいないので、6年後の様子は分かりません。
ツヤ保証の無料サービスでもあれば、購入に踏み切れるのですが・・・。残念ながら対象外。
そうなると「プルミエマット」や「コフレパール」のようなツヤ消しタイプが、無難な選択なのかもしれません。