女の子に人気があるランドセルの色
色展開が豊富になった女の子のランドセル
「いつからこんなにカラフルになったの?」と驚くほど、ランドセルのカラーバリエーションは増えています。最近の女の子は、小学校へ入学する前からおしゃれに目覚めるので、親子で意見が対立してラン活が難航することもあります。
≪目次≫
①色の選択は娘に任せる
親が候補メーカーを絞り込み、子供にカラー選択を任せてあげると楽しいラン活になります。
②好みは変わると割り切る
親目線だと6年間の成長を考えて、飽きない色やデザインへ誘導しがちです。ただ、あまり親の意見を押し付けると、子供がランドセルに愛着を持てなくなるので気をつけましょう。
③転勤族の場合は赤系がおすすめ
都会育ちの小学生はカラフルなランドセルを持ってますが、地方はそうでもありません。転校の可能性がある場合は、無難な色を選択しておいた方が心配事を減らせます。
カラフルなランドセルが増えているといえども、半数ぐらいの親御さんは「女の子のランドセルといえば赤」というイメージでランドセルを探しています。そして一番売れているのもやはり赤色です。
【人気色】
- カーマインレッド
- ワインレッド
- バーガンディ
ただ赤といっても、濃淡によってランドセルのイメージは変わってきます。その中でもっとも人気があるのは「カーマインレッド」です。和訳すると「洋紅色」。「ポルシェ」や「フェアレディZ」の代表カラーとなっていることから分かるように、一般的な赤より少し濃い色で高級感があります。
そして赤に紫を加えると「ワインレッド」、ワインレッドに少し茶色を加えたのが「バーガンディ」。このように赤系は、少し大人っぽい色彩へ人気が集まるようです。
女の子が大好きなピンク色。地域によっては赤よりピンクが多数派という学校もあります。愛らしいデザインや可愛い刺繍が施されたものが多いので、子供は目移りして決めきれないかもしれません。
【ピンクの懸念点】
- 高学年になると落ち着いた色を好む
- 汚れが目立つ
- デザイン重視で低品質な製品が紛れ込んでいる
ピンクランドセルが怖いのは、子供が成長して趣味が変わった時です。そのように考えるとパール系ピンクより、ビビットピンクのような赤に近い色のほうが無難かもしれません。
淡い色が汚れやすいのは宿命です。せめて防水・防汚加工がしっかりしている会社の製品を選びましょう。特にピンク系ランドセルは、可愛いデザインなら売れるという事もあって、基本性能が貧弱なランドセルも見受けられるので気を付けてください。
茶色系ランドセルは、1位赤・2位ピンクについで、3番目に人気のあるカラーです。人気カラーなので、濃いめの「チョコ」・「ダークブラウン」~明るい「キャメル」まで選択の幅は広がっています。
【キャメルが鉄板な理由】
- 清楚系の洋服が似合う
- 周囲の反応が良い
- デザインが凝っていても甘すぎない
可愛らしいティアラやハートの刺繍が入っていても、茶色系ランドセルなら全体トーンが落ち着いて見えます。だから高学年になっても飽きることなく背負えます。
パープルやラベンダー色のランドセルは珍しいと思いきや、意外とシェアが伸びてきています。ランドセル売り場では、ピンクと紫色を悩んでいる姿をよく見かけます。
【紫色の特徴】
- おしゃれにみえる
- 人とは違う色で個性的
- 取り間違いがない
「紫のランドセルは個性的すぎるのではないか?」という懸念を持たれる人もいますが、今のランドセル事情は「何色でもあり」となっているので、子供の好きな色でいいと思います。
もし心配であれば、子供が通う予定の小学校へ朝8時頃散歩へ出かけてみると良いです。登校してくる女の子が揃って赤一色であれば、考え直した方が良いかもしれませんが、そのような事はないと思います。
他の色より賛否両論あるのが水色です。確かに子供が水色を希望しているのに、親が他の色へ誘導しようとしているのを見かけます。
【否定派意見】
- 今だけで飽きる
- 薄汚れてきそう
- 見慣れないので違和感がある
【賛成派意見】
- ボーイッシュで素敵
- 清楚な印象
- 発色がきれい
小学校生活の6年間で子供の好みが変わるのは、ごく自然なこと。これから出会うお友達だけでなく、好きな芸能人の影響も多大に受けます。
無難な色に誘導するべきか?
色の選択は子供に任せるべきか?
女の子の親は悩ましいです。どちらが正解かは分かりません。未来に思いを巡らせて、後悔することがないようにしたいですね。
小さいころからファッションに興味がある子は、ブルーランドセルを選ぶ傾向にあります。
【ブルーランドセルのメリット】
- 高学年になっても似合う
- 落ち着いた印象を持たれる
ブルー系といっても幅広いです。
- 少し活発な子に育ってほしければ、明るめな「マリンブルー」
- お上品に育ってほしければ、少しシックな「ネイビー」
このように親の願望でカラーを選ぶのもありかもしれません。
白といっても2種類あります。
- ベージュ系・・・落ち着いている
- パール系・・・華やか
どちらも同じくらい人気で、バリエーションも増えています。
白は汚れを気にする人もいますが・・・、今どきのランドセルは素材レベルで防汚対策ができているので、過度に心配する必要はありません。とはいえ、やはり濃い色よりは目立ちます。お子様の性格・通学路の環境を考慮して選んでください。
【白いランドセルのメリット】
- おしゃれ
- 人と被りにくい
【白いランドセルのデメリット】
- 目立つ
- 手荒に扱うと薄汚れる
メリットだけでなくデメリットもありますが、白いランドセルを持ったお子さんは、特別感があり6年後の満足度が高い傾向にあります。もし汚れてしまったら、ランドセルカバーで目立たなくすると割り切り、購入してみましょう。
グリーン系を選ぶ女の子は少数ですが、昔からリクエストが多いカラーではありました。それにこたえて、近年はラインアップが充実してきたので、選びがいもあります。
- パールグリーン・・・パール調の鮮やかな緑色
- ミントグリーン・・・少し黄みを感じるクリーミィな緑色
- オパールグリーン・・・乳白色が入ったやわらかい緑色
呼び方はメーカーそれぞれですが、女の子向けの緑色ランドセルは、大別するとこの3種類になります。特に「ミントグリーン」や「オパールグリーン」のような淡い緑色をよく目にするようになりました。
子供から「黄色いランドセルが欲しい」と言われると、ちょっと驚く親世代が多いかもしれません。でも黄色は幸福感溢れるカラーイメージを持っているので、新入生にはピッタリです。
【黄色のイメージ】
- 明るい
- アクティブ
- ハッピーなイメージ
菜の花のような鮮やかな黄色。レモンのような発色の良いライム。マスタードのような落ち着いたジャスミンイエロー。女の子だけでなく男の子も黄色いランドセルに興味を持っているようです。
「女の子に黒色ランドセルは似合わないですって?」一体誰がそんなことを決めたのでしょう。国立大学付属小学校や名門私立小学校の指定ランドセルは、男でも女でもたいてい黒です。
【黒色ランドセルのメリット】
- 汚れが目立たない
- 洋服を選ばない
大人の女性が持つバッグは、黒が多いですよね。それは着る服を選ばず、何色にもマッチするからです。そう考えると小学生の女子が黒いランドセルを背負うことに違和感はなくなります。
それと黒色を選ぶ女の子は、少しませています。常に背伸びをしているので、口も達者でしょう。そのような子には、「ランドセルは自分で選んだ」という満足感を与えて、自立心を満たしてあげると良いでしょう。
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