大峽製鞄

別格の存在感「オオバランドセル」

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ランドセルレビュー

大峽製鞄のショールームを訪問してきました。カラーバリエーションが増えてます。

一番人気の「プレミアムシリーズ・牛革」。昨年（2024年モデル）から「立上がり背カン」へ仕様変更され、背負い心地が良くなっています。

大峽製鞄らしい「艶有りレッド」と「レッド」の色味を比較。

同じく「艶有りブラック」と「ブラック」を比較。好みの差はあると思いますが、艶有りのほうが高級感が増す印象。

大峽製鞄オリジナル素材である「牛革スーパータフ®」を使用したランドセルには、「ベーシック」と「プレミアム」があります。その違いを確認してきました。

プレミアムモデルは「前締めベルト」に「ネーム刻印サービス」が入ります。ベーシックモデルは「前締めベルト」をなくしたシンプルスタイル。

プレミアムモデルは「時間割表」がありますが、ベーシックモデルにはありません。

プレミアムモデルの錠前には「真鍮製ゴールドのエンブレム」入り。

細かい仕様で凝っているのは、当然「プレミアム」モデルです。
ただカラーステッチを効かせて、軽やかな雰囲気を出すなら「ベーシック」モデルがおすすめ。

いい感じの抜け感がある「グレー/イエロー」。大峽製鞄のグレーは、他社のグレーより少し濃いめです。室内だとブラックにも見えるでしょう。

2025年の新作は「ジョイントシリーズ」。

切り替えカラーを楽しむ、お洒落なランドセルです。

男の子向けは「ジョイントシリーズ・3D」。店内で目立っていたのは、ブラック/レッドの組み合わせ。かなりカッコイイです！

ジョイントシリーズのカブセは牛革で、本体は人工皮革。まさに牛革の耐久性と人工皮革の軽量さを、ジョイントしたランドセルになります。

女の子向けは「ジョイントシリーズ・キュート」。本体のオフホワイトをベースに、全4カラーから選べる個性的なランドセルです。

注目モデル

さらに興味深いモデルを紹介

「オオバランドセル」はシンプル系というイメージが強いですが、デザインされたランドセルも魅力的です。

ハートでドレスアップされた「ハートアップシリーズ」は、キュートな印象です。「牛革」と「クラリーノ」それぞれ用意されてます。

イタリアンレザーを取り入れた「ハーモニックシリーズ」は、クラシカルな印象です。こちらも同じデザインで「牛革」と「クラリーノ」から選べます。

最後の紹介はオプション「オオバランドセル専用カバー（4,180円）」。ジャストサイズのカバーはいい！　ランドセルのカラーにマッチするように全14色展開です。

ランドセルの特徴

特許形状「トラピーズ©」

背中側の幅を広げることで、A4フラットファイルがしっかり収納可能。 その一方で、フタ側はやや狭くすることにより、スタイリッシュに見えるフォルムです。
タップリの収納力はもちろん、お子様が背負った姿も美しいマジカル構造。

背中にピタッと立上り背カン

肩ベルトの付け根を立ち上がらせる「ニューウィング背カン」を採用。 お子様の背中とランドセル背面の接地面が広くなり、体感重量を分散させる構造です。
肩や腰への負担が減るので、軽く背負えます。

安全機能 - リフレクタ -

夕方の帰り道や雨天の暗い状況でも、本体と肩ベルトの反射材が車両のヘッドライト等の光を反射。
お子様の存在をドライバーに知らせます。

手縫いだから美しく頑丈

量産品ランドセルとオオバランドセルの違いは品質。それを決定づける要因のひとつが縫製方法。「目打ち」「菱きり」と呼ばれる道具を使い、重要部位は手縫いで仕立てます。
熟練職人が手間をかけることで、「仕上がりの美しさ」と「耐久性」に反映されます。

6年後は格好よく風化する

オオバランドセルは、200工程4万回の屈折試験を経ています。（1日10回開閉しても10年間使用できる品質）
子供が扱うランドセルは、過酷な環境で利用されるうえに、あまりお手入れもしてもらえません。それでも丁寧に仕立てられたオオバランドセルは、格好よく風化していきます。

比較検討の参考情報

• 

  本革ラインアップが多い「黒川鞄」

• 

  シンプルで軽い「池田屋ランドセル」

• 

  工房系なのに機能的「山本鞄」

• 

  ジェンダーレスな「土屋鞄」