GAPのランドセル
GAPのランドセルをレビュー 口コミで話題のランリュックが秀逸
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- 安い
3万円台~ - おしゃれ
志風音×GAPのコラボ
ランドセルレビュー
GAPランドセルのテイストは、おしゃれだけど気取らないアメリカンカジュアル風。元気に遊びまわる小学生にぴったりだと思います。
本体は軽量ナイロン素材ですが、かぶせは人工皮革(タフガード)のハイブリッド構造。全素材が布製になるとややチープな印象が出てくるので、人工皮革のかぶせはナイスです。
教材やタブレットを背面に固定するバンド付き。重い荷物を背中側に固定することで背負いやすさが増すので、地味ですが重要なアイテムです。
教材止めバンドは面ファスナーで調整するようになってますが、右端はゴムバンドになっています。そのためざっくり位置を決めておけば、教科書やノートをスライドさせて上から滑り込ませることができます。
このランドセルの良い点は、立てたままメイン収容部分をフルオープンできること。毎日荷物を入れ替える小学生にとって、この構造はかなり使いやすいと思います。
さらに荷物が増えた時に、大マチ幅を16cmから20cm(内寸)まで拡張することが可能です。
マチ幅の調節は、拡張ファスナーをぐるりと一周回すように開けるだけ。ファスナーが硬いとせっかくの機能も無用の長物になりがちですが、スムーズに動くことも確認。これなら荷物量に合わせて子供が自分で調整するでしょう。
直接体に触れる背面や肩ベルトの裏は、通気性の良いメッシュ素材。内部クッションもしっかりした厚みを確保してます。
このランドセルは収納ポケットが多いので、まとめて確認していきます。
本体の両側についているサイドポケット。リコーダー・折り畳み傘・細めの水筒などを収容できます。サイドポケットの端はゴムで伸縮するので、バタつかずしっかり固定されるようになってます。
本体外側は、両開きのファスナーポケットと、その上には奥行きが深い収納ポケットが付いてます。
本体内側は、背中側にタブレット収納ポケットがあり、反対側にもちょっとしたお便りをいれるのに便利なフラットポケットが付属されてます。
ここまで良い点ばかりでしたが、GAPランドセルの欠点も探してみました。
持ち手に関してはペラペラのカラーテープなので、あまり期待しないほうが良いです。ランドセルの重みがこの1点に集中すると、耐えきれないかもしれません。
安全ナスカンでないことは、交通事故を予防する観点からデメリットです。ただ大マチが20cmまで拡張するランドセルなので、ナスカンに給食袋をぶら下げる必要がないとも考えられます。
※安全ナスカンとは、危険防止のために強い力で引っ張られると外れる仕様のナスカンです。
数多くのランリュックで採用されている「FIDLOCK社製のマグネット錠前」です。かぶせを一旦下に引っ張ると簡単に開けることができるのですが、慣れるまでは少し戸惑うかもしれません。荷物の量にあわせて2段階の留め具があるのはナイスです。
反射材に関しては前後左右にあるものの、ちょっと少なめだと感じました。後ろ姿の時に横ラインだけでなく縦ラインもあると、もっと目立つのですが・・・、そこはデザイン性を優先しているのかもしれません。
注目商品のスペック
ベーシックスクールバッグ |
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■価格:¥36,300(税込) ≪カラー≫
≪コメント≫ 自由で快適な使い心地のランドセル型リュック。既存のランドセルの枠に収まらない、ユニセックスなデザインが特徴的。昨年は早期に売り切れたので、在庫情報に注意が必要です。 |
フロントライン |
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■価格:¥49,500(税込) ≪カラー≫
≪コメント≫ 大胆なツートーンカラーのラインが特徴的。フロントロゴは刺しゅうで「GAP」とデザインされ、安いのにおしゃれなランドセルです。 |
トラディショナルチェック |
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■価格:¥42,900(税込) ≪カラー≫
≪コメント≫ 無駄な装飾を省いたシンプルなランドセル。背あて&ベルト裏&ステッチのカラーリングで、子供心をくすぐるランドセル。 |
レインボーストライプ |
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■価格:¥42,900(税込) ≪カラー≫
≪コメント≫ シンプルな外見にくすみパステルカラーで、さりげない印象。ランドセルを開けると、レインボー柄で個性を主張する組み合わせです。 |
GAPの「ベーシックスクールバッグ」は、3万円台とは思えない品質です。素材や機能は申し分ないので、ランドセルの代わりになるランリュックになりそうです。
2026年モデルから登場する「フロントライン」も注目のアイテム。手頃な価格ながら、おしゃれなデザインが魅力のランドセルです。
GAPランドセル全体にいえることは、ただ単に安いだけでなく、使い勝手とデザインを両立させたコスパに優れたランドセルという印象を持ちました。