軽量モデル(工房系)
工房系で軽いランドセルを比較
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工房系の軽量ランドセルを比較
大量生産のランドセルとは趣きが異なる、工房系の軽量ランドセルを調査。
比較対象に選んだのは、「人工皮革」を主素材にした人気ランドセルです。
池田屋 防水クラリーノ カラーステッチ |
土屋鞄 RECOベーシック |
黒川鞄 軽量クラリーノ®F キューブ型 |
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重量 | 1,100g |
1,290g |
1,280g |
※ 一番軽いのは池田屋。 |
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横幅 | 23cm |
23.2cm |
23.5cm |
※ 3社ともA4フラットファイル対応。一番ゆとりがあるのは黒川鞄。 |
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マチ幅 | 12.5cm |
12.5cm |
13cm |
※ メイン収容部分の内寸を比較。一番収容力があるのは黒川鞄。 |
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ポケット | クラシックスリム |
クラシックスリム |
大型ラウンド型 |
※ 土屋鞄と池田屋はスタイリッシュ。黒川鞄は収容力を重視。 |
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価格 | \58,000 |
\83,000 |
\78,000 |
HP |
池田屋 防水クラリーノ カラーステッチ |
土屋鞄 RECOベーシック |
黒川鞄 軽量クラリーノ®F キューブ型 |
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背カン | 樹脂製 |
樹脂製 |
メタル製 |
※ 背中への密着度が高いのは、土屋鞄と黒川鞄の「立ち上がり背カン」。 |
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持ち手 | |||
※ 黒川鞄の「持ち手」は肉厚で手馴染みが良い。池田屋は革が薄い。土屋鞄は小さい。 |
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吊りカン | |||
※ 吊りカンは、机の横に引っ掛けるフック。自宅・学校の収納事情で必要性を判断。 |
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自動ロック | |||
※ お支度が遅い子(のんびりタイプ)には、あると便利。 |
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反射材 | |||
※ 標準装備だと安心。後付け(反射シール・リフレクター)でも代用可能。 |
池田屋 防水クラリーノ カラーステッチ |
土屋鞄 RECOベーシック |
黒川鞄 軽量クラリーノ®F キューブ型 |
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本体 | 人工皮革 |
人工皮革 |
人工皮革 |
かぶせ | 人工皮革 |
牛革 |
人工皮革 |
背あて | 人工皮革 |
人工皮革 |
牛革 |
肩ベルト | (表)牛革 |
人工皮革 |
(表)人工皮革 |
各社のこだわりポイント
ランドセルの軽量化だけを目的とするなら、オール人工皮革が最適です。それなのに、部分的に牛革が使われているのは何故なのか?
各社が「牛革」を採用しているパーツを較すると、工房系人気ランドセルの特徴を良く理解できます。
池田屋 防水クラリーノ
【防水クラリーノ パーツ素材】
池田屋はランドセルの「耐久性」を重視して、「肩ベルト(表)」に牛革を使用。強くてしなやかな牛革は、故障しやすい肩ベルトに最適な素材だからです。
土屋鞄 RECOベーシック
【RECOベーシック パーツ素材】
土屋鞄はランドセルの「見栄え」を重視して、「かぶせ」に牛革を使用しています。どんなに精密に加工された人工皮革でも、本革の質感には勝てないからです。
黒川鞄 軽量クラリーノ®F キューブ型
【軽量クラリーノ®F パーツ素材】
黒川鞄のランドセルは「耐久性」だけでなく「背負いやすさ」も重視して、「肩ベルト(裏)・背あて」に牛革を使用しています。その理由は、子供の身体に直接触れる部分は「天然素材」であることにこだわっているからです。工房系で軽いランドセルを探してみたところ、バランスが良いのは「黒川鞄」だと感じました。軽さだけでなく、収容力&サポート機能で一歩リードしています。
とはいえ、いずれも工房クオリティの良いランドセルです。軽さ重視なら「池田屋」、見栄え重視なら「土屋鞄」という選択もありだと思います。