ランドセルを買うのは誰?

祖父母からのプレゼントが6割以上

3世代家族

子供が小学校へ入学するのは楽しみ。でもランドセル代(平均価格:6万円前後)の出費は負担感があります。

【ランドセル代を払う人は誰ですか?】

  • 祖父母・・・65%
  • 親(夫婦)・・・34%
  • その他(親戚など)・・・1%

6割以上が祖父母と回答がある一方で、日々の家計からランドセル費用を捻出する家庭が3割を超えていることも見逃せません。それぞれ購入時のアドバイスをご覧ください。

祖父母に購入してもらう場合

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「孫のランドセルを買ってあげたい」と考えている祖父母は多いようです。嬉しい反面トラブルも絶えません。

失敗事例
  • 祖父母からのサプライズプレゼント
    (勝手に決めるな!)
  • 父方・母方のどちらも買いたがる
    (両家が不仲になった)
  • 色やデザインにも口を出された
    (感覚のズレで決まらない)
  • 予算が渋い
    (追加費用を言えない)

大半の失敗ケースは、祖父母とのコミュニケーションで解決します。

解決策
  • 実家でランドセルの話題を頻繁にする
    (両親の購入意思を確認)
  • 昔のランドセルとは違うこと(機能・色)を伝える
    (決定権は譲らない)
  • 有名メーカーのHP・カタログを見せる
    (概算予算を把握してもらう)

まずは祖父母へランドセルの話題を振ることです。「ランドセルを買ってあげたい」と思っていても、祖父母には購入時期が分かりません。そのタイミングをお知らせするのがポイントです。

もし父方・母方の両家から「ランドセルを買ってあげる」と申し出があった場合は、円満解決への努力を怠ってはいけません。夫婦で話し合い、両家のどちらか一方を「学習机のプレゼント」に誘導していくのが良さそうです。

自分達(夫婦のお金)で購入する場合

祖父母の援助を受けられないとはいえ、子供に良いランドセルを持たせたい。ただランドセル価格(平均:6万円前後)に驚いた人も多いのではないでしょうか?
近年ランドセル価格が高騰している理由を調べてみました。

【ランドセル価格が高騰している理由】

■ランドセル要因

  • 大型化
    (部材コストが増加)
  • 質的変化
    (安全・快適性への対応)
  • デザイン・カラーの多様化
    (手間が増えてコストアップ)

■社会的要因

  • イベント化
    (ラン活で財布の紐が緩む)
  • 工房系の人気
    (やや過剰な品質へのニーズ)
  • 6ポケット
    (少子化・一人っ子)

自分でランドセルを買う人たちにとって、「6ポケット(夫婦+両祖父母の6つの財布)」を狙った商法だけは無視したいところ。参考にしていただきたいのは、下記2つの記事です。

アウトレットが始まる時期は、みんなのラン活が落ち着く秋頃。その頃まで待つのもいいですが、気掛かりなこともあります。

近年のランドセル業界は、早期受注生産方式へシフト。売れ残りをセールで売り切るスタイルは減少気味なので、今後は型落ち品(アウトレット対象商品)が少なくなりそうです。

コスパの良いランドセルを、早割価格で購入するのがおすすめです。