土屋鞄 vs セイバン

土屋鞄とセイバンを比較すると、ランドセルの選択基準が見えてくる

ラン活で悩まない為には、この2社の違いを理解する事から始めると良いです。このページを読むことで、売り切れになる前に金額に見合ったランドセル選びを出来るようになるでしょう。

企業&ブランド力を比較

  土屋鞄製造所 セイバン
創業

1965年(昭和40年)

1919年(大正8年)

イメージ
  • 本革
  • 工房系
  • 高級感
  • シンプル
  • 人工皮革
  • 流通系
  • 実用的
  • 天使のはね
デザイン

伝統的なオーソドックスモデル

華やかなデザインから正統派まで選択肢が幅広い

【コメント】
「老舗」「伝統」のイメージが強い土屋鞄より、セイバンのほうが圧倒的に歴史がある会社なのは意外です。

※表中の価格は税込み。セイバンの早割キャンペーン(10%OFF)は考慮していない正規価格です。

ランドセルのスペック(仕様)を比較

  土屋鞄製造所 セイバン
主素材

本革(牛革・コードバン・ヌメ革)
※一部商品でクラリーノあり

人工皮革(クラリーノ・アンジュエール)
※一部商品で牛革・コードバンあり

重量

1,500g前後(本革)
※1,150g前後(クラリーノ)

1,130~1,300g(クラリーノ)
※1,500g前後(本革)

背負い心地(背中)

高評価

汗蒸れを防ぐソフト牛革を使い、弾力性の異なるウレタンをU字型に配置。

高評価

吸湿と放湿を繰り返す特殊素材(東洋紡の開発商品)で背中蒸れを解消し、V字型のWクッションを配置。

背負い心地(肩)

高評価

動く背カンを搭載し、肩ベルトには十分な弾力性のあるクッション素材を採用している。

高評価

動く背カンを搭載し、肩ベルトには圧縮ウレタンパッドを採用。クッション性を高めるだけでなく、ズレ落ちも防止。

背負い心地(腰)

中評価

体形に沿ったS字形状の肩ベルトでサポート。

高評価

肩ベルトの内径と外径の長さを変える事で、肩から腰までベルトの接触面積が広がり、背負い心地が抜群に良い。わき腹に当たる留め具パーツにもひねりを加えて、体へのフィット感を向上させている。

負荷軽減

低評価

肩ベルトの立ち上げ機能。

高評価

肩ベルトを立ち上げ、背中の高い位置でランドセルを背負える。

安全面

低評価

反射材、取り外し可能な安全フックがない。

高評価

ランドセルの前後左右に反射材があるので、子供の存在をドライバーに知らせることが出来る。車やバイクとの接触による引きずられ事故を防ぐ為に、10kg前後の力が加わると自動的に外れる安全フック付き。

自動錠前

低評価

なし。

高評価

あり。低学年でも簡単に施錠&開錠ができるワンタッチオートロック。

前ポケット

中評価

開け口が狭く、かろうじて手の平を滑り込ませる事が出来る程度。実質的にはネームプレートを入れておくだけの飾りに過ぎない。

高評価

ファスナーがD字型に開くうえに厚みも十分あるので、視認性がよく収容力もある。内側にはカギ引っ掛けフックもついていて便利。

総評 2大人気ブランドを比較した結果

このようにカタログスペックで比較表を作成してみると、セイバンのほうが機能面では優れています。ただ土屋鞄が酷いわけではありません。あくまでもセイバンと比較した場合の相対的な評価です。

セールスポイントの違い
  • セイバン・・・機能性(天使のはね)
  • 土屋鞄・・・デザイン(昔懐かしいレトロ風)

どちらのブランドも世間の関心は高く、評価されています。つまり、どちらがいい悪いではなく、この2社は興味関心の軸が異なるブランドと理解するのがいいでしょう。