2027年度
2027年入学のラン活(現年中さん)はいつから?
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ラン活スケジュール(2027年入学者向け)
2026年度のラン活も終盤となり、早くも2027年入学者(現在年中さん)から「いつからラン活を始めれば良いの?」という質問をいただきます。そこでラン活スケジュールを2027年度版へと更新しました。
《2027年度 ラン活スケジュール》
ブランドによっては多少前後することはありますが、次のスケジュールで動けば、ラン活に乗り遅れる心配はありません。
- カタログ請求
《2025年9月~》 - 展示会&店舗で下見
《2026年1月~5月》 - ランドセル購入
《2026年2月~8月》
ランドセル商戦のピークは3月後半~5月前半です。
そのため5月中旬以降になると、人気ブランドで売り切れが発生したり、カラー在庫が欠品になりがちです。
人気ランドセルを確実に買いたい人は、3月までに購入するのがおすすめです。
早期購入のデメリットは?
ランドセルを買う最適なタイミングは「年中から年長に上がる時期ですよ」と伝えると、「入学する1年前に買うの!」と驚く人もいます。
【早く買うメリット&デメリット】
- 種類&デザインが豊富
- 早割や特典を利用できる
- 在庫を気にする必要がない
- 情報収集が間に合わない
- 成長前の身体に合わせずらい
- 子供の好みが変わる可能性がある
早めにランドセル選びを開始すると、身体が小さい子(特に早生まれ)には「ランドセルが大きすぎて滑稽に見える」などのデメリットがあります。
でもそれを上回るメリットのほうが大きいと思います。その最大の理由は、早く買うほどランドセルの選択肢が豊富だから。
さらに各大手メーカーが「早割&特典終了日」を、年々前倒し気味にスケジュールしていることも気をつけるべきでしょう。
「年長」の春に買うための準備
ランドセル選びは家族イベント。お互いの気持ちを確認しあう事からスタートです。
- 誰が買う?
祖父母に買ってもらう場合は、母方と父方でトラブルになる事もあるので、十分な配慮と根回しが必要です。 - 予算は?
ランドセルの最多価格帯は6万円台です。ただ10万円以上する高級品がある一方で、2万円以下で買えるランドセルもあります。値段の違いを理解しないと購入に踏み切れません。 - どこで買う?
購入場所は店舗だけではありません。気になる商品をレンタルして、自宅でしっかり確認した後に、オンラインで購入する人が増えてます。 - 何が大事?
ブランド(実績・イメージ)・機能性(軽さ・丈夫さ)・見た目(色・デザイン)など、ランドセルを選ぶ基準を決めましょう。夫婦で意見が割れるところです。 - 革の種類は?
本革(牛革・コードバン)から選ぶなら工房系、人工皮革(クラリーノ)ならメーカー系を主軸に、ランドセルを選ぶことになります。
「カラー展開」と「売り切れ」の関係
昨今のランドセルは、カラー展開だけでなくデザインも豊富です。 消費者にとって嬉しいことですが、「多彩なバリエーション」は「早期に売り切れ」が発生する原因の一つです。
なぜならば、少子化でランドセル全体の売上数が減少しているにも関わらず、メーカーは商品点数を増やしているからです。
つまり商品点数当たりの生産量は減少しているので、需要を少し読み間違えると欠品になりやすい状態なのです。
【女の子の人気カラー】
- ピンク・赤系 🔴・・・32%
- ラベンダー・紫系 🟣・・・28%
- みずいろ・青系 🔵・・・17%
- キャメル・茶系 🟤・・・13%
- その他 ・・・10%
(ベージュ・白・淡いグリーンなど)
【男の子の人気カラー】
- ブラック・黒系 ●・・・70%
- ネイビー・青系 🔵・・・15%
- ダークブラウン・茶系 🟤・・・10%
- モスグリーン・緑系 🟢・・・4%
- その他 ・・・1%
(シルバー・ゴールド・赤など)
女の子は「赤系」から「紫系」へ、男の子も「黒系」から「青系」へ人気色がシフトしています。
さらにグレーがかった「くすみカラー」や、異なる色を組み合わせた「バイカラー」を選ぶ人も増えてます。
このトレンドは年々強まる傾向で、カラフルななランドセルに驚く親御さんが多いです。
親子で「ラン活」を楽しむコツ
子供はランドセルを楽しみにしているので、子供が気に入る商品を買ってあげるのが一番です。特に女の子のラン活は、男の子より熱心に探し回る印象があります。
とはいえ、いきなりランドセル売り場で「好きな商品を選んでいいよ」という買い方はNGです。ランドセルの値段の違いは、入学後の「使い勝手」や「耐久性」にも影響を及ぼします。
5~6歳の子供は「色」と「デザイン」しか興味がないので、機能的なところは親がしっかり見極めなければなりません。
メーカーを絞り込むのは親の役割
全国には100社以上のランドセルメーカーがあります。
片っ端から調べると「ラン活の沼」にはまるので、ある程度調べたら「ランドセル選びの基準」を明確化する方向へ、頭を切り替えたほうが良いです。
そんな時に「ランドセルカタログ」が役立ちます。各メーカーの特徴を手っ取り早く捉えられるツールなので、先入観を持たずにたくさん取り寄せるのがおすすめです。
人気メーカーのカタログ(2027年度版)
【フィットちゃん】
ランドセル全体が光る「安ピカッ」機能は、男の子に大人気です。メルマガ登録で「チェストベルト(2,750円相当)🎒」と「生地見本」をプレゼント!
【鞄工房山本】
品質の高さで評判の良い奈良の工房。カタログに同封される「笑顔とランドセル 😄」(入学体験談をまとめた小冊子)も参考になります。
【アーティファクト】
「シンプル&スタイリッシュ」でおしゃれなランドセルを求める家族に人気。製造はフィットちゃんのハシモトグループなので安心。メルマガ登録で「プレゼント企画 💫」あり!
【萬勇鞄】
オーダーメイドも可能な老舗工房。シンプルスタイルだけでなく、個性的なデザインも豊富です。早期に資料請求をすると、牛革と人工皮革の違いが分かる「生地見本」を貰えます。
【ふわりぃ】
大容量で軽いランドセルを作るメーカー。「割引クーポン 💰」含む10大特典をGETしましょう。2027年用カタログには「生地見本」も付きます。
自宅にカタログが届いたら、3ページ目までの訴求ポイントに注目。
紙面では各社がアピールしたいことを順番に伝えています。5~6社のカタログを眺めると、ランドセル選びのポイントが浮かび上がってきます。
- メーカーコンセプト
- デザインの特徴
- 利便性(背負い心地・軽量化・容量)
- 安全対策(反射材・金具類)
- 保証制度
子供にも「どれがいい?」と聞いてみましょう。色やデザインの好みを把握できます。
祖父母からの援助を期待できる人は、ランドセルトークのきっかけとして、カタログを活用するのはおすすめです。祖父母との意思疎通を図るだけでなく、予算感も伝えられて便利です。
またカタログに付属するチラシも、意外と見逃せません。各メーカーが実施しているサービス内容を確認しておきましょう。
- イベント
(ワークショップ・プレゼント企画など) - 割引
(期間限定の割引情報) - 展示会
(追加開催はメールでお知らせ) - レンタル
(購入前の貸出しサービス) - アフターフォロー
(無償修理の対象範囲・修理期間中の代替ランドセル貸与など)
ラン活体験談
①ラン活を開始したのは年中の秋から

これからラン活する人へアドバイスをするなら、年中の10月~1月頃にお店へ行ってみることをおすすめします。
その時期はランドセル屋にとって閑散期なので、年中だと伝えれば売り込まれることもなく、かなり丁寧に接客してもらえます。そのおかげで、あまり馴染みのないランドセルメーカーのことがよく分かりました。
②楽しい思い出になった

爺婆を巻き込んでのランドセル選びは、園活以上に盛り上がりました。多種多様なランドセルを見るたびに目移りしましたが、最終的には子供の直感で決定。
ランドセルの展示会やワークショップへの参加は、家族のおでかけとして楽しいです。それなのでランドセルを購入した今は、もうラン活イベントに参加できない寂しさがあります。
③ラン活はくだらないと思っていたが・・・

私のように「ラン活などくだらない」と斜にかまえていると、ランドセル難民になりかねません。
入学式の3ヵ月前だと、お店に置いてある商品は全て来年用で、お持ち帰りできないことが判明したのです。ランドセル売り場の年度切り替わりは早いのでご注意ください。
煽られない冷静な心も必要
近年のラン活はやや過熱気味で、一部のランドセルに注文が集中する傾向にあります。
テレビで「ランドセル重い問題」が取り上げられると、ランドセルより軽い「ランリュック」が売れるという現象も発生しました。
軽さだけを基準にすると、入学後に後悔することがあります。ランドセルは簡単に買い替えるものではないため、消費者として慎重な判断が求められます。
また毎年4月になると、「ラン活」を旬のネタとして各種メディアが取り上げます。それを見てランドセル選びを開始するのでは、残念ながら少し遅いです。
その頃の店舗や展示会はとても混雑しているうえに、間近に迫った「特典終了」や「売り切れ情報」に翻弄されがちです。その結果、商品内容を吟味することがないまま「ランドセルを買わされた感」が残ってしまいます。
ランドセルは小学校入学を祝うアイテムでもあります。少しずつ情報収集して、子供に最適なランドセルを見つけてあげてください。